徳島 鍼灸・不妊・美容の専門治療院|はり灸・整体・トレーニング Sora

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2020.08.31 その膝の痛み!もしかして変形性膝関節症!?

徳島県徳島市応神町 鍼灸治療院

はり灸|整体・トレーニングSoraの中原です。

日々の生活で膝の痛みを感じることは無いでしょうか?
もしかすると、その痛みの原因は変形性膝関節症かもしれません。

原因と症状をみて自分に当てはまるかチェックしてみて下さい。

【原因と症状】

膝の関節には関節軟骨という関節をスムーズに動かしたり、クッションの作用をしてくれる
物質があります。関節軟骨は年齢に伴い弾力性を失い、使い過ぎによりすり減ってきます。
この状態が続くことにより関節の変形や関節の間が狭くなり、痛み(炎症)や水が溜まるな
どの症状が現れます。 動作としては歩き始めなどに痛みが出やすく、症状が進むにつれて
膝関節の可動域制限が現れ、膝関節の変形によりO脚になり、ふとももの前の筋肉(大腿四
頭筋)の萎縮などが起きます。

O脚のセルフチェックとしては、立てった状態で両足のかかとを付けた時に、膝と膝の間にこぶし1個分の隙間がある人、普段はいている靴の外側ばかりがすり減っている人はO脚の可能性があります。
大腿四頭筋の筋力低下のチェックとしては、2階へ階段で上がる時に一気に登れない、太ももの張りを感じる。又は2階へ上がるのに手すりを使わないと登れない。このような人は大腿四頭筋萎縮の可能性があります。

【危険因子】

この疾患は加齢とともに発症する場合が多く、40歳以降に増え各年齢ともに女性の比率が高いです。 他にも膝への負担の多い仕事や、肥満により膝に負荷がかかることによっても発症します。

【治療方針】

変形性膝関節症に対して当院では、鍼灸治療・運動療法・レーザーや温熱機械での治療を行います。
鍼灸治療では、膝痛により動かせなくて萎縮した筋肉に対してアプローチする事で、痛みの緩和と筋委縮を改善し、運動療法では関節可動域の改善と、筋力を取り戻すことを目的としています。この他にレーザーや温熱機械を使用し、膝やその周囲の血流を改善することにより、痛みの緩和、炎症の回復を促します。

治療以外にも生活面でのアドバイスをしてトータルサポートさせて頂きます。
・関連する筋肉(大腿四頭筋、内転筋など)を鍛える運動指導。
・正座などの膝を極端に曲げる姿勢をさける。
・肥満であれば体重調整のアドバイス(食事ケア)をする。
・膝周囲を冷やさず、血流状態を良い状態に保つ。

※症状に該当する方は一度、整形外科などで診断してもらいましょう。
その他疑問点のある方は相談だけでもしてみて下さい。

2020.07.27 スポーツ外傷(肉離れ等)に鍼灸って効くの!?

徳島県徳島市応神町 鍼灸治療院

はり灸|整体・トレーニングSoraの中原です。

スポーツ時の怪我でよく耳にする肉離れとは、筋肉が部分的に又は完全に断裂した状態のことをさします。筋肉が断裂することにより、患部の炎症や内出血を起こすので、患部が腫れたり、激しい痛みを伴うことが多くあります。

【どうやって肉離れになるの?】

肉離れは筋肉が収縮する際に、反対方向への力が加わり伸ばされると、このストレスに耐えられなくなり筋肉が断裂してしまいます。スポーツ時でいうと急激なダッシュやストップ、ジャンプからの着地で好発します。他にも準備運動の不足や筋疲労による筋肉が硬い状態で運動を行った場合でも起こる可能性が高まります。

【肉離れの応急処置】

まず肉離れは、患部の損傷度合により3段階に分類できます。
Ⅰ型:腱・筋膜に損傷が無く、筋内に出血がある
Ⅱ型:筋腱移行部の損傷はあるが、完全断裂、筋の付着部の裂離は無い
Ⅲ型:筋腱の短縮を伴う腱の完全断裂または筋の付着部の裂離がある

上記の重症度に関わらず肉離れになってしまった時の応急処置としてRICE処置が大切になってきます。
RICE処置とは「安静・冷却・圧迫・挙上」の英語の頭文字をとったもので、患部を動かさず、炎症のある場所を氷水で冷やし炎症を抑えます。包帯などで圧迫し、患部の血流を良くしてやる為に心臓より高い位置へ挙上してあげます。この処置によりその後の回復が良くなると言われています。

応急処置をした後は、重症度により対応が変わってくるので一度、医療機関を受診して下さい。

【肉離れの治療って?】

肉離れは強い炎症が収まった後には、患部組織への血流を促してやることにより、組織の再生力を高めることが早期治癒へ繋がります。鍼灸には炎症の抑制、血流改善を促す作用があり、痛みの緩和や、早期治癒へ効果があるとされています。

当治療院では、鍼灸以外の治療としてプロスポーツ選手も愛用しているラジオ波を取り入れています。
ラジオ波は抵抗値の高い処(損傷部位)へフォーカスして温熱を発生する事ができるので、患部の血流量を増やし、さらに脳内麻薬と呼ばれるエンドルフィンの分泌を促進するため痛みの緩和効果も期待できます。

この他に患部の循環を良くするテーピングなど複合的なアプローチにより治療を行ってまいります。

【当院での治療例】

17歳 男性 痛みの発症より3週間たったが痛みが改善せず来院。
治療1日目(7/3):鍼通電+テーピング→痛み緩和
治療2日目(7/6):鍼通電+テーピング→大会で走り痛みの再発
治療3日目(7/10):鍼通電+ラジオ波+テーピング
         →軽度の屈伸、ジャンプなら痛み無し
治療4日目(7/15):鍼通電+テーピング→練習再開(経過観察中)


上記治療例のように症状が長引いている場合でも、鍼、ラジオ波、テーピング
などの複合的な治療により早期回復がみられました。

スポーツでの怪我やオーバーユースによる症状があれば気軽にご相談下さい。
運動時や生活面での注意点や食事アドバイスなどトータルでサポートさせて頂きます。

2020.07.08 妊活・不妊治療Q&A

今回は「受精卵のグレード」についての質問です。

よく不妊治療中の方から聞かれる質問です。

受精卵のグレードは2種類存在します。

1つは初期胚(4細胞期胚)の段階、もう1つは胚盤胞でのグレード分類になります。

まずは、初期胚の分類ですが、1~5数字で表されグレードの数字が小さい方が妊娠率の高い胚とされています。

グレード1・・・割球が均等でフラグメンテーションがない・・・妊娠率20~30%
グレード2・・・割球が均等でフラグメンテーションが10%以下・・・妊娠20%~30%
グレード3・・・割球が不均等でフラグメンテーションが10%以下・・・妊娠率10%以下
グレード4・・・割球が不均等でフラグメンテーションが10%~50%・・・妊娠率5%以下
グレード5・・・割球が不均等でフラグメンテーションが50%以上・・・妊娠率5%以下

胚盤胞でのグレードは初期胚のグレードとは異なり数字が大きくなるほど妊娠率が高まります。

グレード6・・・孵化した胚盤胞・・・妊娠率60%~70%
グレード5・・・孵化しつつある胚盤胞・・・妊娠率60%~70%
グレード4・・・完全胚盤胞、胞胚腔が全体に広がり透明帯が薄くなる・・・妊娠率50%~60%
グレード3・・・完全胚盤胞、胞胚腔が全体に広がる・・・妊娠率40%~50%
グレード2・・・初期胚盤胞、胞胚腔が1/2以上・・・妊娠率30%~40%
グレード1・・・初期胚盤胞、胞胚腔が1/2以下・・・妊娠率20%~30%

さらに最近では4ABなどとアルファベットがついています。

1つ目のアルファベットであるAはICM(将来的に胎児の部分)
2つ目のアルファベットであるBはTE(胎盤になる部分)

を表してします。

卵子の質を良くして、グレードの良い受精卵を獲得することが妊娠への近道です。 鍼灸でできることもあります。

受精卵のグレードが低くてお困りの方はご相談ください。

2020.07.07 卵巣の刺激法で妊娠率が大きく変わる

徳島県徳島市応神町の鍼灸治療院

はり灸|整体・トレーニングSora 近藤敏朗です。

本日は、不妊治療で卵巣の刺激法で妊娠率が変わるということについて書かせていただきます。

世界の生殖補助医療の効果や安全性を監視する組織「国際生殖補助医療監視委員会(International Committee Monitoring Assisted Reproductive Technologies:ICMART )」から、世界各国の体外受精の出生率を公表するワールドレポートが出されています。

それを見ると、日本は採卵1回当たりの出産率が6.2%しかなく、60カ国中なんと最下位でした。

60カ国の平均値では、この出産率は20.1%もあって日本の3倍以上となります。採卵を何回も重ねた結果を示す累積出産率はもう少し良いですが、それでも1番下から3番目という低さでした。

治療成績が低い一方で、体外受精の実施件数はなんと日本が世界一!!

日本人は、世界一たくさん体外受精を受けているのに、採卵当たりで見ると世界一出産できていないということになります。

この出産率の低さは、何から来ているのでしょうか?

色々と原因は考えられますが、、、

真っ先に考えられるのは、晩婚化・晩産化の影響といえるでしょう。
日本産科婦人科学会が公開している統計によると、日本の体外受精は、女性が40歳以上の治療が32%と3人に1人を占めています。

なので、、、なるべくスピード感を持った治療をしていくことが必要かと考えられます。

海外では「1人の子どもが体外受精で生まれるためには、平均25.1個(38歳未満の女性に限っても6~16個)の卵子を採ることが必要」と言われています。

どの年代でも多くの卵子を育て、受精卵が多く採れた方が妊娠率は向上します。

そのためには、卵子を育てるために排卵誘発剤を使ったほうが妊娠しやすいと考えられます。特に以下の表をご覧いただくと30代では簡易刺激よりも調整刺激の方が妊娠率に大きな開きがあるのがわかります。排卵数を増やす方針(調節刺激)で薬を使ったほうが妊娠率は高くなることが下記の表でわかるかと思います。

不妊治療は薬の使用だけではなく、最初に受ける検査、刺激方法、受精卵の扱い、それを子宮に戻す方法なども施設によってかなり違いがあります。
治療を受ける人、一人ひとりが、よく考えて、自分の身体のことや科学的なことを正しく知ることも早く妊活から卒業するための近道でもあると思います。

2020.06.12 6月のニュースレターを発行しました

6月のニュースレターを発行しましたので掲載いたします。

以下ニュースレターの内容を一部抜粋しました。

初夏を迎え、そろそろ衣替えの季節となってきましたが、気温の変化にお障りなくお過ごしでしょうか。 季節の変わり目は自律神経が乱れ身体の不調や免疫力の低下が起きやすいです。

梅雨の時期で外に出られない時も、お家でSoraのヨガ動画を見て身体を動かし免疫力アップを目指しましょう!!

また、夏場は、エアコンなどで身体を冷やしてしまい

身体がだるい・調子が悪い...でも、病気じゃない!?ということがあります。

東洋医学には「未病」という考え方があります。 これは健康と病気の間の状態を指します。

まだ病気にはなっていないが、今後、病気になる可能性があるという状態です。

この「未病」という状態を治す意味は、これから発症しそうな病気を予防する為と、すでになってしまった病気の悪化と二次疾患の予防を目的としています。

未病に鍼灸

人間の身体を健康に保つ為に、生体内では自律神経が内蔵の働きを調整したり、環境の変化に対応する為、暑かったら汗をかく、寒かったら震える、なども自律神経によって調整されています。

鍼灸にはストレスなどで乱れた自律神経を整える効果や、体内の異物を除去する免疫細胞を活性化する効果が解明されています。

もちろん普段の食生活による免疫力向上、運動習慣によるストレスの軽減、鍼灸によって身体を整えるといった複合的に生活習慣を見直すことがより効果的です。

夏場こそ冷え症に気を付けましょう。

冷え症とは、血液の流れが悪いため毛細血管へ温かい血液が流れず、血管が収縮し、そのために手足などが冷えてしまう状態の事です。

3つ以上当てはまると冷え症の可能性があります。

普段の生活で冷え対策しましょう!

1.おふろにゆっくりつかる
ぬるま湯の半身浴をしてみましょう。
30分以上ゆっくりお湯につかって
リラックス!

2.水分の取りすぎに注意する
水分を摂ったらキチンと排泄することが大事。 十分な運動をせず水分が体内に残ると身体を冷やす原因になります

3.体を温める食材を食べる
温かい飲食物を摂りましょう。
生野菜よりも温野菜、冷たいジュースより白湯にして体の内側から温めましょう。またゴボウ、黒ごま、山芋、生姜などの食材は身体を中から温める効果があります。





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