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2019.09.23 更年期障害の鍼灸治療

当院では、不妊治療はじめ多くの婦人科疾患でお悩みの方がご来院いただいております。
最近、季節の変わり目で多くなってきているのが更年期障害の症状でお越しになられる方です。

今日は、更年期症状に対して鍼灸治療ではどのようなことができるのかをご紹介いたします。

日本人の女性が閉経を迎える年齢は、50~51歳といわれており、一般的には閉経をはさんだ、45歳~55歳の約10年間を「更年期」と呼びます。
※ただし閉経年齢には個人差があるので、40代前半からはじまる人もいます。

更年期障害は、閉経にともない卵巣の働きが衰え、女性ホルモンである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌が急激に減少することで起こります。

更年期は、女性ホルモン(エストロゲン)が大きく上下動しながら低下していくことですが、その上に加齢などの身体的因子、成育歴や性格などの心理的因子、職場や家庭における人間関係などの社会的因子が複合的に関与することで更年期障害が発症すると考えられています。

【それでは、更年期障害の主な症状についてご説明します。】
主な症状は以下のとおりです。

血管運動神経系:ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、冷え性、息切れ、動悸
精神神経系:頭痛、めまい、不眠、耳鳴り、イライラ、不安・恐怖、もの忘れ、疲労感、うつ
運動器:肩こり、腰痛、関節痛、骨粗鬆症
消化器:吐き気、嘔吐、食欲不振、偏食、過敏性腸症候群、胃、十二指腸潰瘍
皮膚・粘膜:多汗、冷や汗、口の渇き、唾液分泌が増、皮膚のかゆみ、脱毛、白髪、円形脱毛症
泌尿器:頻尿、残尿感、失禁
婦人科:月経異常、閉経、おりもの、外陰部のかゆみ、性生活の障害
その他:肥満、高血圧、動脈硬化、糖尿病、老眼、白内障

鍼灸治療は、肩凝りや腰痛、神経痛などの痛みに対してだけではなく、多くの症状や病気に効果があるといわれています。

当院では、女性に優しい鍼灸治療として、不妊治療や婦人科疾患、美容を目的とした様々な女性特有の悩みに対する施術を専門的に行っています。

更年期障害の主な症状は女性ホルモンのアンバランスから生じていると上記で述べているとおりですので、鍼灸治療で自律神経の機能を調整して症状の改善が期待できます。また、当然ですが、頭痛や肩こり、腰痛などに対しても効果がありますので、症状の軽減に役立つことができます。

更年期障害といえば、患者さまにより症状も異なってきますので体質や悩みなどを詳しくお伺いしながらお一人お一人にあった治療を行っていく必要があります。

お悩みの方は、当院にご相談いただき鍼灸治療で一緒に更年期を乗り切りましょう!!

2019.09.10 ホームページからサプリメントのご注文ができるようになりました

当院で取り扱いさせていただいております。
タンポポ茶ショウキT-1、松康泉、棗参宝、邵氏温灸器が下記のお申込みフォームより注文可能となりました。

休診日のご注文や県外のお客様は以下のURLをクリック、もしくはQRコードからご注文ください。
→ご注文フォームはここをクリック

*注文後担当者より商品確認メールとクレジットカード決済メールを送信させていただきます。
*発送は、決済確認後となります。
(14:00までの注文決済は当日発送、14:00以降は翌日発送となります。)
*品切れの場合は、発送が遅れる場合もありますのでご了承ください。

2019.08.20 精子の質を改善する方法

顕微授精とは、射出された精液から精子を選んで卵子に注入することによって受精させる技術であり、理論的には精子が1個でもあれば妊娠は可能です。

しかしながら、受精はしてもその後なかなか分割がすすまず胚盤胞まで到達しない、移植しても着床しないといった方もいらっしゃいます。

一般的に女性の年齢が上がると卵子の質が低下して妊娠しにくくなると言われており、実際に臨床でもそのような傾向を認めます。

ここで忘れられがちなのが、精子の質についてです。
では、顕微授精に際しての「精子の質」とはどのようなものなのでしょうか。

顕微授精において理論的には精子が1個でもあれば妊娠は可能なのですが、実際のところ精液所見が悪い方においては妊娠率が低下する傾向にあります。

精子は大きく分けて頭部と尾部になり頭部にはDNAが入っており、受精の際に卵子のDNAと組み合わされます。

尾部は精子の運動を担当しており、体内で卵子に到達するまでを担当します。

尾部の手前にはミトコンドリアが入っており、尾部の運動エネルギーを保管しています。

顕微授精では精子を卵子に直接注入しますので、尾部は動いていなくても理論上は大丈夫なのですが、運動性が無かったり頭部の形が変形している精子はDNAが損傷している可能性が高く、良好な受精卵ができないため通常は顕微授精には用いません。

という事で顕微授精においては

・精子の頭部に入っているDNAが損傷していないことが重要!
・DNA損傷していない精子を選ぶため、頭部の形や動きを参考にしている。

という事です。

顕微授精であったとしても精子の質は重要という事がお分かりいただけましたでしょうか?

不妊治療専門病院の男性外来では精子のDNA損傷リスクを低減するために、

酸化ストレスを抑制する『松康泉』を用たり、精索静脈瘤の手術を行ったり、

禁煙、生活指導を行ったりしています。

当院でも、鍼灸とサプリメントで採卵日にあわせて、できるだけ精子の質が良くなるようにお手伝いできれば幸いです。

『鍼灸』
鍼灸にも、抗酸化作用を促進する効果があります。
スポーツの分野でも選手の試合前に鍼灸を行うことで抗酸化作用が働きパフォーマンスが向上しているデータがあります。

松康泉』

不妊治療専門病院の男性不妊外来でも松康泉は精子の酸化ストレスを軽減する為に患者様に服用して頂き良い結果が出ております。

私は、カウンセリングで精子の運動率、奇形率、精子量、精子濃度についてはショウキT-1をおススメし、精子のDNAの損傷については、松康泉をおススメしています。

「松康泉と」と「ショウキT-1」のご購入はこちらのWebフォームから購入できます。
→ご注文Webフォーム

2019.07.16 妊活に適した食事とは

近年アメリカの研究で特に不妊の原因が排卵障害にある女性において、食生活や生活習慣を見直すことによって改善が認められることがわかりました。

アメリカにおいて全米18000人の女性看護師を対象に、妊娠するまでどれくらいの期間がかかったか、流産の有無を含めた健康状態、食生活、運動の記録、喫煙やその他の生活習慣についての情報を集めました。

そこから以下に挙げた食生活における7つのポイントが、排卵に関する不妊症を劇的に改善することが明らかになりました。

1. 全粒粉など、精製度の低い穀物を選ぶ。食後の血糖値を急激に上げるような精製された炭水化物は減らす。

2.不飽和脂肪酸を多く摂り、加工食品やファストフードなどに含まれるトランス脂肪酸は避ける。

3.牛乳、ヨーグルト、アイスクリームは無調整のものにする。低脂肪(無脂肪)乳製品の接種は回数を減らす。

4.植物性タンパク質を多く摂り、動物性タンパク質を減らす。

5.葉酸やビタミンB群を含むマルチビタミンのサプリメントを接種する。

6. 水を十分に飲む。コーヒー、紅茶は控えめに。砂糖入りの清涼飲料水は飲まない。

7.体重をコントロールする。肥満時は体重の5~10%減量し、運動する。

また、男性不妊に関しては、魚を食べると精子が良質になるとのデンマークの医師らからの発表がありました。
魚を頻繁に摂取した場合、男性の精子の質が向上することがデンマークのホーセン・レジョナル・ホスピタル病院の調査で明らかになりました。
同病院の生殖医療科の主任専門家、ウーラ・ブレス・クヌドセン医師率いるグループは毎日の食事に海産物を摂取している場合、これが男性の精子の質にどう影響しているかを示す16の学術調査を全世界から集めて研究しています。
この結果、2週間に2度ないしそれ以上、魚を摂取している場合、男性の生殖機能は著しく向上していることがわかっています。
クヌドセン医師は、「魚の摂取量が増えればオメガ3脂肪酸の摂取量が増えることになり、これが精子の働きを向上させる」と語っていて、男性不妊で問題を抱えている場合、正しい食生活に留意し、サーモン、タラ、サバの摂取に心掛けるよう進言しているとのことです。

ご夫婦で食生活、生活習慣を改善をし、妊活に向けて励んでいきましょう!

今回は「1 炭水化物」「2 脂質」「3 乳製品」の3つの食材の選び方について詳しくお伝えしておきます。

1 炭水化物
炭水化物には”良い炭水化物”と”悪い炭水化物”があります。その良し悪しは「血糖値にどう影響するか」が判断基準になります。悪い炭水化物を食べると血糖値が急激に上昇します。そして血糖値を一定に保つようインスリンが分泌されることによって血糖値は再び急降下し体は空腹のサインを出します。そこでまた悪い炭水化物を摂取し、血糖値の上昇を繰り返すことで肥満になり、糖尿病などの病気も引き起こすことになるのです。
そこで、おすすめな炭水化物が全粒粉食品です。白い小麦粉やコーンフレークなどの精製された炭水化物は血糖値を急激に上昇させますが、精製していない全粒粉食品は消化に時間がかかり血糖値をゆっくり上昇させます。それだけでなく、繊維質やビタミン、ミネラル、その他有用な栄養素をそのまま残しているのでより優れた食品といえます。他にも、じゃがいも以外の野菜や果物、豆類も血糖値やインスリンに緩やかな影響しか与えないので有用です。

2 脂質
トランス脂肪酸は排卵や妊娠の障害なることがわかっています。このトランス脂肪酸の摂取量を減らせば、妊娠するチャンスを高めることができ、同時に不飽和脂肪酸、特にオメガ3脂肪酸を多く接種するとさらによい結果をもたらします。どのような脂肪酸の種類が良いのかは以下を参考にしてください。

3 乳製品
乳製品に関しては脂肪分無調整の牛乳やヨーグルト、チーズ、アイスクリームでも、排卵障害の不妊症リスクを低減し、反対に低脂肪の牛乳やヨーグルトはリスクを高めます。低脂肪の乳製品を多く摂る女性ほど排卵障害の不妊症リスクが高く、成分無調整の乳製品を多く摂る女性ほどリスクが低かったのです。
低脂肪の方がヘルシーで健康に良いイメージがありますが、排卵障害を持つ女性にとっては妊活に逆の効果をもたらしてしまうので自分の体質に合った接種の仕方を見極めることが大切です。

当院では、AGE測定(老化物質、糖化度測定)や体組成計による身体のチェックを行い適切な栄養指導をさせていただいております。
ご希望の方はご相談ください。(カウンセリング要予約 1回1000円税別)

参考文献
1)ジョージ・E・チャヴァロ/ウォルター・C・ウィレット/パトリック・J・スケレット:妊娠しやすい食生活~ハーバード大学調査に基づく妊娠に近づく自然な方法~,日本経済新聞出版社

2019.07.16 精子DNA断片化(DNA損傷)について

精子DNA断片化は男性不妊ではない治療周期における胚成育不良や着床率低下、流産率上昇に関連するといわれています。

精子DNA断片化とは、いわゆる精子のDNA損傷で、男性の妊娠させる力に影響を及ぼすものと言われています。

精子DNA断片化率が高く(30%以上)になると、男性因子でない顕微授精治療周期でも胚の発育不良や着床率低下、流産率上昇のリスクが高くなることから精子DNA断片化検査は従来の精液検査では反映されない精子の質についての情報をもたらし得ることが、ブラジルで実施された研究で明らかになっています。

男性因子ではない顕微授精、475周期を男性パートナーの精子DNA断片化率(SDF)が30%以上(n=433)か、30%未満(n=42)かで2つのグループに分け、調整後の培養成績や治療成績を比較した研究では、

受精率には差はありませんでしたが、胚の正常分割速度や3日目良好胚、胚盤胞率、良好胚盤胞率、着床率はSDFが30%未満のグループの方が有意に低く、妊娠率に差は見られませんでしたが流産率はSDFが30%以上のグループの方が有意に高いことがわかりました。
このことから、精液所見が正常であっても、精子DNA断片化率が高くなると培養成績や治療成績にマイナスの影響を及ぼすことが示唆されています。

これまで、男性に対する不妊検査は、精子検査のみで、この検査で測定されるのは、精液量、精子濃度、精子運動率、正常形態精子率だけでした。これらは、男性不妊の治療方針を検討する上で重要ですが、この検査のみでは精子の質、そのものは充分に把握できないと指摘されています。

その精子の質を測定するのが精子断片化指数(DFI)検査で、酸化ストレスで精子のDNAが損傷を受けた精子の割合を測定する検査です。

通常の精液検査で異常がない男性でも、精子のDFIが高い場合、すなわち、精子が損傷を受け、精子の質が低下している場合には、胚の成育不良や着床率が低くなったり、流産率が高くなったりすることが明らかにされました。

精子のDNAに損傷があっても、卵子に修復機能が備わっているのですが、女性が高齢になると修復機能が低下することも知られています。

精子のDNA損傷の主な原因は酸化ストレスで、禁煙や節酒はもちろんのこと、禁欲期間を短くしたり、股間に熱がこもらないような生活習慣を心掛けたり、抗酸化のサプリメントなどでの改善が期待できます。

また、女性パートナーの年齢が高い場合は、精液検査の結果に問題がなくても、男性が酸化ストレス対策を講じることで治療成績が改善される可能性があります。

当院では、男性の方には抗酸化サプリメントとして「松康泉」をおすすめしています。松康泉の抗酸化力はビタミンCの66倍、ビタミンEの200倍なのでとてもオススメです。
購入はこちらまで→ ご注文フォーム

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