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2019.07.16 妊活に適した食事とは

近年アメリカの研究で特に不妊の原因が排卵障害にある女性において、食生活や生活習慣を見直すことによって改善が認められることがわかりました。

アメリカにおいて全米18000人の女性看護師を対象に、妊娠するまでどれくらいの期間がかかったか、流産の有無を含めた健康状態、食生活、運動の記録、喫煙やその他の生活習慣についての情報を集めました。

そこから以下に挙げた食生活における7つのポイントが、排卵に関する不妊症を劇的に改善することが明らかになりました。

1. 全粒粉など、精製度の低い穀物を選ぶ。食後の血糖値を急激に上げるような精製された炭水化物は減らす。

2.不飽和脂肪酸を多く摂り、加工食品やファストフードなどに含まれるトランス脂肪酸は避ける。

3.牛乳、ヨーグルト、アイスクリームは無調整のものにする。低脂肪(無脂肪)乳製品の接種は回数を減らす。

4.植物性タンパク質を多く摂り、動物性タンパク質を減らす。

5.葉酸やビタミンB群を含むマルチビタミンのサプリメントを接種する。

6. 水を十分に飲む。コーヒー、紅茶は控えめに。砂糖入りの清涼飲料水は飲まない。

7.体重をコントロールする。肥満時は体重の5~10%減量し、運動する。

また、男性不妊に関しては、魚を食べると精子が良質になるとのデンマークの医師らからの発表がありました。
魚を頻繁に摂取した場合、男性の精子の質が向上することがデンマークのホーセン・レジョナル・ホスピタル病院の調査で明らかになりました。
同病院の生殖医療科の主任専門家、ウーラ・ブレス・クヌドセン医師率いるグループは毎日の食事に海産物を摂取している場合、これが男性の精子の質にどう影響しているかを示す16の学術調査を全世界から集めて研究しています。
この結果、2週間に2度ないしそれ以上、魚を摂取している場合、男性の生殖機能は著しく向上していることがわかっています。
クヌドセン医師は、「魚の摂取量が増えればオメガ3脂肪酸の摂取量が増えることになり、これが精子の働きを向上させる」と語っていて、男性不妊で問題を抱えている場合、正しい食生活に留意し、サーモン、タラ、サバの摂取に心掛けるよう進言しているとのことです。

ご夫婦で食生活、生活習慣を改善をし、妊活に向けて励んでいきましょう!

今回は「1 炭水化物」「2 脂質」「3 乳製品」の3つの食材の選び方について詳しくお伝えしておきます。

1 炭水化物
炭水化物には”良い炭水化物”と”悪い炭水化物”があります。その良し悪しは「血糖値にどう影響するか」が判断基準になります。悪い炭水化物を食べると血糖値が急激に上昇します。そして血糖値を一定に保つようインスリンが分泌されることによって血糖値は再び急降下し体は空腹のサインを出します。そこでまた悪い炭水化物を摂取し、血糖値の上昇を繰り返すことで肥満になり、糖尿病などの病気も引き起こすことになるのです。
そこで、おすすめな炭水化物が全粒粉食品です。白い小麦粉やコーンフレークなどの精製された炭水化物は血糖値を急激に上昇させますが、精製していない全粒粉食品は消化に時間がかかり血糖値をゆっくり上昇させます。それだけでなく、繊維質やビタミン、ミネラル、その他有用な栄養素をそのまま残しているのでより優れた食品といえます。他にも、じゃがいも以外の野菜や果物、豆類も血糖値やインスリンに緩やかな影響しか与えないので有用です。

2 脂質
トランス脂肪酸は排卵や妊娠の障害なることがわかっています。このトランス脂肪酸の摂取量を減らせば、妊娠するチャンスを高めることができ、同時に不飽和脂肪酸、特にオメガ3脂肪酸を多く接種するとさらによい結果をもたらします。どのような脂肪酸の種類が良いのかは以下を参考にしてください。

3 乳製品
乳製品に関しては脂肪分無調整の牛乳やヨーグルト、チーズ、アイスクリームでも、排卵障害の不妊症リスクを低減し、反対に低脂肪の牛乳やヨーグルトはリスクを高めます。低脂肪の乳製品を多く摂る女性ほど排卵障害の不妊症リスクが高く、成分無調整の乳製品を多く摂る女性ほどリスクが低かったのです。
低脂肪の方がヘルシーで健康に良いイメージがありますが、排卵障害を持つ女性にとっては妊活に逆の効果をもたらしてしまうので自分の体質に合った接種の仕方を見極めることが大切です。

当院では、AGE測定(老化物質、糖化度測定)や体組成計による身体のチェックを行い適切な栄養指導をさせていただいております。
ご希望の方はご相談ください。(カウンセリング要予約 1回1000円税別)

参考文献
1)ジョージ・E・チャヴァロ/ウォルター・C・ウィレット/パトリック・J・スケレット:妊娠しやすい食生活~ハーバード大学調査に基づく妊娠に近づく自然な方法~,日本経済新聞出版社

2019.07.16 精子DNA断片化(DNA損傷)について

精子DNA断片化は男性不妊ではない治療周期における胚成育不良や着床率低下、流産率上昇に関連するといわれています。

精子DNA断片化とは、いわゆる精子のDNA損傷で、男性の妊娠させる力に影響を及ぼすものと言われています。

精子DNA断片化率が高く(30%以上)になると、男性因子でない顕微授精治療周期でも胚の発育不良や着床率低下、流産率上昇のリスクが高くなることから精子DNA断片化検査は従来の精液検査では反映されない精子の質についての情報をもたらし得ることが、ブラジルで実施された研究で明らかになっています。

男性因子ではない顕微授精、475周期を男性パートナーの精子DNA断片化率(SDF)が30%以上(n=433)か、30%未満(n=42)かで2つのグループに分け、調整後の培養成績や治療成績を比較した研究では、

受精率には差はありませんでしたが、胚の正常分割速度や3日目良好胚、胚盤胞率、良好胚盤胞率、着床率はSDFが30%未満のグループの方が有意に低く、妊娠率に差は見られませんでしたが流産率はSDFが30%以上のグループの方が有意に高いことがわかりました。
このことから、精液所見が正常であっても、精子DNA断片化率が高くなると培養成績や治療成績にマイナスの影響を及ぼすことが示唆されています。

これまで、男性に対する不妊検査は、精子検査のみで、この検査で測定されるのは、精液量、精子濃度、精子運動率、正常形態精子率だけでした。これらは、男性不妊の治療方針を検討する上で重要ですが、この検査のみでは精子の質、そのものは充分に把握できないと指摘されています。

その精子の質を測定するのが精子断片化指数(DFI)検査で、酸化ストレスで精子のDNAが損傷を受けた精子の割合を測定する検査です。

通常の精液検査で異常がない男性でも、精子のDFIが高い場合、すなわち、精子が損傷を受け、精子の質が低下している場合には、胚の成育不良や着床率が低くなったり、流産率が高くなったりすることが明らかにされました。

精子のDNAに損傷があっても、卵子に修復機能が備わっているのですが、女性が高齢になると修復機能が低下することも知られています。

精子のDNA損傷の主な原因は酸化ストレスで、禁煙や節酒はもちろんのこと、禁欲期間を短くしたり、股間に熱がこもらないような生活習慣を心掛けたり、抗酸化のサプリメントなどでの改善が期待できます。

また、女性パートナーの年齢が高い場合は、精液検査の結果に問題がなくても、男性が酸化ストレス対策を講じることで治療成績が改善される可能性があります。

当院では、男性の方には抗酸化サプリメントとして「松康泉」をおすすめしています。松康泉の抗酸化力はビタミンCの66倍、ビタミンEの200倍なのでとてもオススメです。
購入はこちらまで→ ご注文フォーム

2019.06.26 LINEでの無料不妊相談・カウンセリングはじめました!

最近、当院通院中の方以外からのお問い合わせが増加しています。
なかには県外の方からもご質問を受けることが多くなりました。

つくづく不妊治療はまだまだ患者様に正確な情報が届いていないと思いました。

よく受ける質問は、妊娠しない理由がわからない、病院での治療に不安を感じている、いま服用しているサプリメントのこと、妊活のストレスのことなど数えきれないほどあります。

当院にご相談頂けることは嬉しい反面、お一人お一人に電話での対応は難しく、施術への影響がでてくることも考えられます。

そこで、私の可能な限りとなりますがLINEでの無料相談・カウンセリングをはじめようかと思いました。

当院に通院中の方以外にもお気軽に不妊相談・カウンセリングを受けていただき少しでもご自身の不妊治療のご参考になればと思います。

どなたでもお気軽にLINEよりお問い合わせ、ご相談ください。

LINEでの無料不妊相談・カウンセリングをご希望の方には以下の手順により受付をお願いいたします。

1.以下の「友だち追加ボタン」より当院のLINEご登録ください。


2.登録完了後、トークより
「無料相談希望」と 「お名前」、「ご年齢」、「ご住所」、「電話番号」を送信お願いいたします。


3.こちらからのご返信をお待ちください。

※順番にご返信いたしますが、混み合っている場合は返信が遅くなる場合がありますがご了承ください。

※個人情報保護法に基づき、知り得た個人情報は相談・カウンセリング目的以外には使用いたしません。

2019.06.11 卵子の質を向上させるメラトニンとセロトニン

先日、不妊治療の研修会で、有名不妊治療クリニックの先生に受精卵の染色体異常、PGS(着床前スクリーニング)にて良い結果が得られていない方への生活習慣のアドバイスとして何かないか?という質問をさせていただきました。

そこで根本的治療はまだわかっていないですが、メラトニンを補ってくださいとの話を聞いてきました。

ということで今回はそのときのお話しを書かせていただきます。

メラトニンとセロトニンという言葉を聞いたことありますか?

メラトニンは、別名”睡眠ホルモン”と言われています。

セロトニンとは「ノルアドレナリン」や「ドーパミン」と並んで、体内で特に

重要な役割を果たしている三大神経伝達物質の一つです。

特に人間の精神面に大きな影響を与える神経伝達物質で、不足すると

うつ病などの精神疾患に陥りやすくなります。

セロトニンは、1、副交感神経を優位にしてぐっすり眠れる、 2、腸の蠕動運動が良くなり、便通が良くなる 3、過剰な食欲を抑えます。 4、交感神経が優位になり、過度に興奮している冷え性が解消します。

メラトニンとセロトニンの関係についてお話しすると、夜、自然に眠たくなるのは、脳からメラトニンが分泌されるからです。朝の光を浴びるとその分泌が抑えられ、代わりに脳を覚醒状態へと導くセロトニンが分泌されます。その約14時間後に、セロトニンを原料としてメラトニンが分泌され、眠気を感じるようになります。

メラトニン作用の一つに、強い抗酸化作用があります。活性酸素は細胞を酸化させ、生活習慣病や老化の原因となりますが、メラトニンはそれを抑制します。

不妊治療分野においても、メラトニン補充によって卵胞内での卵子の酸化ストレスが軽減し、体外受精不成功例において卵子の質の改善や、受精率・妊娠率の向上につながったとの報告もあります。

そんなメラトニンですが、加齢とともに分泌量は減少します。予防するには、朝に太陽光を浴びる規則正しい生活の他に、食生活や適度な運動も重要です。

特にバランスの良い朝食は、体の中の臓器にまで朝が来たことがしっかり伝わる上に、セロトニンの原材料である必須アミノ酸トリプトファンの摂取につながります。また、ウォーキングのような軽めの運動15分間によりセロトニンの分泌量は増加します。セロトニンの量が増えれば、睡眠ホルモンの量が増え、快眠につながります。

また、この他にセロトニンを増やすサプリメントもあります。当院でも取り扱っている「松康泉」ですが、松康泉は睡眠ホルモンの「メラトニン」も増加させるので、夜はぐっすり朝はスッキリして睡眠の質が高まります。

→ご購入注文フォームにてホームページからも購入可能です。

以上ように、メラトニンとセロトニンを上手く増やしてあげることも、卵子の質向上に繋がると思いますので、是非実践してみてください。

不妊治療でお悩みの方は、当院では、「妊活無料カウンセリング」を行っています。鍼灸のことだけでなく、病院での治療や妊活中の栄養指導(当院ではAGE測定による栄養指導・ダイエットカウンセリング)も行っています。
なんなりとご相談ください。

お問合せTEL 088-678-9623まで

2019.06.11 妊娠前の食事と妊娠迄に要した時間との関係

妊娠前に果物を食べる頻度が少なかったり、ファーストフードを食べる頻度が多いと、妊娠するまでに時間がかかることが4ヶ国の多施設共同研究の結果、明らかになりました。

大変興味深いないようでしたのでご紹介します。

妊娠前の食事内容によって妊娠しにくくなるかどうかを調べることを目的に、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、英国の4ヶ国、6都市の妊婦を対象にした研究を実施しました。

被験者は5598名の妊婦で、初めての検診時(妊娠14-16週)に質問票で果物、緑色野菜、魚、ファストフードの食べる頻度を回答してもらい、それぞれの食べ物の食べる頻度と妊娠迄に要した期間、不妊症(妊娠迄に1年以上かかった)との関係を統計学的に解析しました。

尚、被験者のうち不妊治療を受けた女性は340名(6%)で、ほとんどの女性は不妊治療を受けていませんでした。

その結果、果物の食べる頻度が少ない女性ほど、また、ファーストフードを食べる頻度が多い女性ほど、

妊娠迄の期間が長くなり、妊娠迄に1年以上かかることが多いことがわかりました。

果物の摂取頻度が最も少なかった女性は最も多かった女性に比べて

妊娠迄に0.6ヶ月長くかかり、不妊症が4%多くいました。

一方、ファーストフードの摂取頻度が最も多かった女性は最も少なかった女性に比べて

妊娠迄に0.9ヶ月長くかかり、不妊症は8%多くいました。

1日に果物を3回以上食べる女性と比べて、1日に1、2回食べる女性は妊娠迄の期間が6%、週に1-6回食べる女性は11%、月に2、3回食べる女性は19%、ぞれぞれ、妊娠する迄に長くかかりました。

反対に、ファーストフードを週に4回以上食べた女性に比べ、週に2、3回食べた女性は妊娠迄の期間が11%、週に1回の女性は21%、そして、食べなかった女性は24%、それぞれ、短かったことがわかりました。

不妊症の割合では、1日に3回以上果物を食べた女性に比べ、1日に2、3回食べた女性は7%、週に1-6回の女性は18%、月に1-3回の女性は29%、それぞれ高く、

反対に、週に4回以上ファーストフードを食べた女性に比べ、週に2、3回の女性は18%。週に1回の女性は34%、食べなかった女性は41%、それぞれ、低かったことがわかりました。

緑色野菜や魚の食べる頻度は妊娠迄の期間や不妊症と関連しませんでした。

これらの結果から、妊娠前の果物の食べる量が少なかったり、ファーストフードの食べる頻度が多かったりするとわずかな差であるものの、妊娠しにくくなる可能性のあることがわかりました。

以上

解説

これまで食事と妊娠しやすさの関係について、多くの研究報告がなされていますが、いずれも不妊治療を受けている女性を対象としたもので健康な女性を対象とした大規模な研究はありませんでした。

ファースフードの摂取や果物の摂取が妊娠率や妊娠までの期間との関連を示した大変興味深い論文です。

当院では、AGE測定(糖化測定)、体組成チェックにより、栄養指導を行っています。

妊活中の方は、まずは無料カウンセリングにお越しください。
現在の治療状況により、治療の方向性で悩んでいる方、何から始めたらいいのかわからない方、鍼灸が妊活によい理由などなんでもご相談ください。

TEL 088-678-9623
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