徳島 鍼灸・不妊・美容の専門治療院|はり灸・整体・トレーニング Sora

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2021.11.25 スポーツ傷害で多い【肉離れ】は冬に多い!?

徳島県徳島市応神町 鍼灸治療院

はり灸|整体・トレーニングSoraの中原です。

Jogging, Run, Sport, Jog, Sporty, Race, Movement

皆さんはスポーツをしていて「肉離れ」を経験したことはありますか?スポーツでは急なダッシュやストップ、ジャンプからの着地など肉離れを起こしやすい動作が多く、さらに寒い季節では血行不良により筋肉の柔軟性が損なわれ、肉離れを発症しやすい条件が整います。

 

肉離れってどんな状態?

肉離れとは筋膜、筋線維の部分的な損傷、断裂の事を指します。発症しばらくは炎症があり、患部の腫れや痛み、熱感を伴います。スポーツでは急激に筋肉を収縮させることが多く、このタイミングで筋肉が伸びきった状態であったり、伸縮性が損なわれていて筋肉の収縮に耐えられなかったりすると「肉離れ」を起こしてしまいます。

 

肉離れになったらどうすればいいの?

・発症すぐはRICE処置-RICE処置とは安静、冷却、圧迫、挙上の頭文字をとったもので、炎症症状の対処法です。患部を安静にし、氷のうなどで冷却、圧迫を加え、心臓より高い位置に患部をもってくるようにしましょう。

rice処置をうける人のイラスト

・病院を受診する-肉離れは重症例では血腫が出来ていたりする可能性もありますので、病院できちんと診断してもらいましょう。

 

・痛み腫れが引くまではスポーツは控える-肉離れを起こし、痛みが軽くなってきたからといってすぐに全快でスポーツをしてしまうと患部の炎症が再燃したり、損傷個所が悪化する可能性があります。患部の筋肉へ負担をかけないように、軽度な運動から始めましょう!(痛みがある場合は運動はダメ)

 

・早期回復に努める-肉離れは安静にしておくことも大切ですが、早期回復の為に出来る事もたくさんあります。例えば患部を温めてあげることは筋組織の回復を促進してくれる効果があります(初期はNG)。身体の細胞を構成するのはタンパク質ですので、食事で良質なタンパク質を摂取する事も早期回復に大切になります。 これらに加え鍼灸治療も効果的ですので、下記をご一読下さい。

 

当院での治療方針

当院では肉離れの治療として鍼灸治療・ラジオ波温熱・運動療法を主として施術させて頂いています。

・鍼灸治療-鍼灸では主に鍼通電をしてあげる事で、損傷した筋線維の回復を早め、さらには痛みで動かせずにいる事で起こる筋委縮や浮腫の進行を抑制してくれる効果があります。早期回復+後遺症を無くすという点でも鍼灸治療が効果的である事が分かります。

 

・ラジオ波温熱-ラジオ波とは体組織内の損傷した患部など抵抗値の高いところに反応して深部熱を発生させる機械です。肉離れにより高くなった筋緊張の緩和や、疼痛緩和により筋の柔軟性、可動域の改善を目的に使用します。ラジオ波はプロ野球選手の大谷翔平選手も使用していて、プロスポーツ界でも活躍している温熱機械になります。

 

・運動療法-痛みがある程度緩和してきたら、筋の拘縮予防や可動域の確保を目的とし運動療法を行います。この運動療法もラジオ波の深部熱刺激と組み合わせるとより効果が発揮されます。

 

これからの季節は寒さにより血行不良になりやすく、運動前後のストレッチ等のケアを忘れずにケガなくスポーツを楽しんでいきましょう。些細な違和感でも気軽にご相談下さい!!

2021.11.20 冷え込む季節に多発!! あなたは腰痛大丈夫ですか!?

徳島県徳島市応神町 鍼灸治療院

はり灸|整体・トレーニングSoraの中原です。

person wearing jacket and backpack

11月に入りかなり冷える日が増えてきました。この時期に多発するのが腰痛です。当院でも10月の下旬ごろから腰痛で来院される患者さんが圧倒的に増えてまいりました。

なぜ寒いと腰痛になるのか?

外気温が寒いと身体は深部を温めようとするので表面的な部分では、夏に比べ血行不良が起きやすくなります。腰痛は腰周辺の筋肉が血行不良によって栄養されず、本来の柔軟性や機能を損なってしまい起こるので、冬に多くなります。このような状態では本来の可動域が確保されず、少し動かすだけでも筋肉の張り感があり、さらに無理に動かす事で筋線維を損傷しぎっくり腰の様な事にもなりかねません。

腰椎椎間板ヘルニアからくる腰痛に関しても冬場は注意が必要です!ヘルニアでは神経痛がありますが、寒さで硬くなった筋肉は抹消の神経を圧迫し神経痛を悪化させる恐れがあります。さらにヘルニアでは腰椎の可動域が悪く、普段から周囲の筋肉へ負担がかかっており、寒さによる血行不良がダメ押しとなり上記のような筋筋膜性腰痛も並行して発症しかねません。

 

 

要するに血流改善が腰痛予防へ繋がる!!

腰周囲の筋肉が血流状態が良く、本来の柔軟性や機能を発揮できていると腰痛になる事は少なくなるので、この時期に大切なのは身体の血流状態を良い状態で保っておくことです。

 

血流状態の保ち方!

では、具体的に寒いこの季節でも血流状態を良くするにはどうすれば良いか説明していきます。

・自律神経を整える-自律神経の副交感神経は血管を拡張してくれるので血流改善にはとても大切な要素です。現代の生活では交感神経を高めるような要因が多く、PC・スマホ・ストレスなど日頃から使い過ぎ、溜め込み過ぎには注意し、時にはリラックスする時間を確保する事も大切です。

・入浴で疲れを取る-冷え凝り固まった身体を温めて解すには、入浴をする事が大切です。38~40℃くらいのぬるま湯に15~20分浸かる事で、副交感神経を刺激しリラックス作用が働き血行を良くしてくれます。

・鍼灸治療が効果的-鍼灸治療では局所に対して鍼通電をする事で、凝り固まった筋肉を解してくれ、さらに遠隔部位での鍼灸治療では副交感神経を優位にし血流改善にとても効果的です。

 

 

 

寒い季節は腰痛以外にも身体の不調をきたしやすいので、気になる身体の不調はご気軽に相談して下さい!!

2021.06.30 7月のニュースレター

徳島県徳島市応神町 鍼灸治療院

はり灸|整体・トレーニングSoraの中原です。

梅雨明けを控え、蒸し暑い日が続いておりますが、体調をくずされてはいないでしょうか?
今月のニュースレターでは夏バテ予防についていくつか紹介させて頂きます!!

冷房による冷え過ぎに注意!!

person with hands on ice block on water during daytime

夏本番となり、熱中症対策が必須の季節となりましたが、夏に気を付けなければならないのは熱中症だけではありません!!日中室内で過ごされる方のほとんどが冷房の効いた環境に居ると思いますが、冷房により身体を冷やし過ぎると逆に夏バテの原因になります。長時間冷房下で居たり、冷えた飲み物を飲み過ぎたりすると内臓に負担がかかり、食欲不振や下痢、便秘となる事があります。さらに暑い屋外と寒い室内の出入りを繰り返す事は体温調節を行っている自律神経の乱れをきたすので、倦怠感などの自律神経症状が出ることがあります!!

 

 

冷房による不調はどう対策したら・・・?

常温もしくは温かい飲み物こまめな水分補給

・定期的にストレッチなどで身体を動かし、血行不良をなくす

・冷房で冷えやすい部分は寒さ対策をする(下半身はひざ掛け長めの 靴下をはき、半袖ならカーディガンなどを常備する)

・速乾性のある下着で汗冷え対策

・鍼灸によるメンテナンス―鍼灸には自律神経を整える作用があり、屋外と室内の寒暖差で乱れた自律神経を調整し、夏バテを予防します。

夏バテの予防についてはニュースレターにも記載していますでのご一読下さい!

2021.04.08 慢性的な疲労を改善!自律神経を整える鍼灸治療!!

徳島県徳島市応神町 鍼灸治療院

はり灸|整体・トレーニングSoraの中原です。

皆さんは日中のだるさや倦怠感、寝ても疲れが取れないなどの症状はありませんか?慢性的な疲労は集中力の低下や、抑うつ感の原因にも成り得るので早めに対処しましょう。

From above of tired fatigued unrecognizable female in casual wear resting head on netbook keyboard near notebook and cup of tea after long working day

【慢性疲労の原因】

慢性疲労の原因は、日常における様々なストレス等により抑制された免疫系や、自律神経、内分泌系(ホルモン)の乱れなどが原因と考えられます。しかしこれらは相互に作用しており、自律神経の乱れは免疫系、内分泌系へ悪影響を及ぼします。どれか単独が原因と考えるより、総合的に身体の恒常性(一定の健康状態に保とうとする性質)を整える事が大切になります。

【鍼灸に出来ること】

鍼灸は投薬などと違い、身体の悪いものを除去するというより、生体本来が持つ恒常性を整える事により自己治癒力を高める事が目的となります。

鍼やお灸の刺激に対して身体は自身を守ろうと、自律神経を介して免疫系や内分泌系を調整する生体防御反応が起きます。さらにストレスにより起こる免疫抑制に対して抑制的に作用する事も分かっています。この身体の生理的な反応を利用して、本来の健康状態に戻す事が慢性的な疲労の改善に大切です。

オーバーユース(同一動作の繰り返し)による筋肉の疲労に対しても、鍼通電により筋緊張を緩和する事ができます。

鍼灸のメリットはこの自己治癒力の向上筋疲労の緩和の2点に対してアプローチできるところにあります。

【日常生活で出来ること】

日常生活を見直し、規則正しい生活を送ることも身体本来の機能を取り戻すためには大切になります。まずは簡単に出来る事から実践してみて下さい。

・適度な運動—–週2~3回、12分早歩き程度の運動量

・ストレス解消——週に1度は自然に触れる

・バランスの摂れた食事——過食は控え腹八分目

・十分な睡眠——入眠30分以内、途中で起きてもすぐ眠れる、7時間以上を目指しましょう。

・腸内環境を整える——発酵食品、食物繊維を積極的に摂り、トランス脂肪酸は控えよう。

【気軽にご相談を】

慢性的な疲労は上記で述べた事項以外も考えられます。何となく疲れが取れないなどでもかまいませんので、気軽にご相談して下さい。

2021.02.17 CRPS(複合性局所疼痛症候群)でお悩みの方!遠絡療法とYNSAを一度お試しください!

難治性症状にも積極的な施術を行っております。
西洋医学的に診断された症状を東洋医学的に治療する遠絡統合医学・遠絡療法やYNSA(山元式新頭鍼療法)など他では受けられない治療法を駆使して難治性疼痛の治療に取り組んでおります。

今日は、CRPS(複合性局所疼痛症候群)という難治性疼痛の治療についてご紹介したいと思います。

すでに、CRPSと診断された方はご存じと思われますが、
以下のような症状でお悩みの方はもしかするとCRPSかもしれません。

✅怪我、骨折などをきっかけに傷は治癒したのに痛みが治まらない。
✅痛む場所が移動したり、時間によって痛みが出たり出なかったりする。
✅長い間、痛みやむくみが続いたり、関節の動きが悪くなったりする。
✅ビリッと電気が走るような痛み、火傷をしているような熱い痛みを感じる。
✅レントゲンやMRI検査などでは異常がみつからず原因不明といわれた。

なんらかの原因で末梢神経や中枢神経が損傷や障害をされたことによって生じる痛みを神経障害性疼痛といいますが、軽く触れただけで激しい痛みを感じたり、何もしていなくても強い痛みが出たり、焼けるような痛みがあります。
CRPSは、重度の神経障害性疼痛のひとつです。

多くは、怪我や手術、あるいはギプスなどによる関節の長期固定などをきっかけとして起こり、激しい痛みや触ると悪化する痛みが続きます。これといったきっかけなく発症することもあり、しばしば原因不明といわれてしまい、精神的なものとして心療内科を紹介されたりするケースも少なくありません。

痛みの感じ方としては、電気が走るような激痛(電撃痛)や火で焼かれているような激痛(灼熱痛)が発生したり、浮腫や皮膚血流の変化を伴う場合も多々あり、交感神経の関与が疼痛を引き起こす一因と考えられています。

一般的な治療法としては、薬物療法(非ステロイド系抗炎症薬など)、交感神経ブロック・交感神経切除術、リハビリテーション・理学療法などが行われます。

当院では、上記のような一般治療で改善されない症状に対して、遠絡療法という東洋医学的なツボを使用した治療やYNSA(山元式新頭鍼療法)という鍼による治療を行っています。
痛みのある部位を触ることなくり治療ができるので安心して受けて頂いている方が多いです。

【遠絡療法による治療の実際】
遠絡療法は、注射や薬、手術などを必要としません。体の表面にあるツボのようなポイントを、ソフトレーザーや押し棒で刺激します。しかも、症状が出ている部位は刺激しないため安全です。
刺激に使うポイントは、鼻の下、口元、のど、腹部、手、足、指、などにあります。

【YNSAによる治療の実際】
YNSAは、鍼を使用しますが実際に痛みのでている箇所には施術しません。
頭にある反応点に鍼で1~2mm 程度刺激するだけです。
それにより、交感神経の緊張を和らげ痛みの緩和につながります。

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