徳島 鍼灸・不妊・美容の専門治療院|はり灸・整体・トレーニング Sora

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2022.04.16 その肩こり要注意!! 放置すると手先が不器用に!?

徳島県板野郡北島町 鍼灸治療院
はり灸|整体・トレーニングSoraの中原です。

human body sculpture日ごろ、首・肩・肩甲骨付近の痛みや不快感、腕や手のしびれ、動かしにくさを感じたことはないでしょうか?このような症状は胸郭出口症候群が原因かもしれません。


・胸郭出口症候群で手先が不器用に!?

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胸郭出口症候群とは腕や肩周辺に分布する神経腕神経叢)や動脈鎖骨下動脈)が、頸肩周りの筋肉(斜角筋郡や小胸筋)、鎖骨や第1肋骨などの部位によって圧迫、絞扼される事で発症する疾患です。軽度の血行障害なら肩こりや首こりなどの症状ですが、進行すると神経障害により手指のしびれや筋力の低下により細かな動作が難しくなります。その他にも血行障害により手が蒼白になったり、冷えを感じるといった症状が現れます。


・PC・スマホは要注意!!胸郭出口症候群になりすい人とは?

PC作業やスマホの普及で首を前方に突き出したような姿勢で長時間作業を続ける人が増えてきました。この様な姿勢では首にある筋肉(斜角筋郡)が常に緊張した状態になってしまいます。他にもなで肩の人やリュックなどで重い荷物を背負う人は鎖骨と第一肋骨の間で神経、血管の絞扼が起こりやすい状態です。姿勢で猫背の人は肩が前方に丸まり胸周りの筋肉(小胸筋)が収縮しやすく過緊張の原因になります。このような条件に当てはまる人は胸郭出口症候群になりやすい人と言えるので注意しておきましょう!!


・胸郭出口症候群にはどんな治療をするの?

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当院では胸郭出口症候群に対して、鍼灸治療、ツボ押し、運動療法といった多方面からのアプローチでその人に合った治療計画を行ってまいります。

鍼灸治療・ツボ押し:鍼治療では、首周辺への鍼刺激により自律神経を調節し、筋肉の過緊張を緩和。頭の鍼やツボ押しによる遠隔の治療により身体全体の血流改善、痛みの緩和を目的に治療させて頂きます。

 

運動療法:筋肉の過緊張により可動域が悪くなった首・肩・肩甲骨への運動療法により可動域またアライメントを調整し、絞扼症状の改善を目的に治療させて頂きます。

 


通勤・通学で重い荷物を背負ったり、仕事・授業ではPCやタブレットを使用する機会が増え、胸郭出口症候群は現代人の多くがかかる疾患となりました。自覚症状のある人は早めにご相談下さい!!

2021.11.20 冷え込む季節に多発!! あなたは腰痛大丈夫ですか!?

徳島県徳島市応神町 鍼灸治療院

はり灸|整体・トレーニングSoraの中原です。

person wearing jacket and backpack

11月に入りかなり冷える日が増えてきました。この時期に多発するのが腰痛です。当院でも10月の下旬ごろから腰痛で来院される患者さんが圧倒的に増えてまいりました。

なぜ寒いと腰痛になるのか?

外気温が寒いと身体は深部を温めようとするので表面的な部分では、夏に比べ血行不良が起きやすくなります。腰痛は腰周辺の筋肉が血行不良によって栄養されず、本来の柔軟性や機能を損なってしまい起こるので、冬に多くなります。このような状態では本来の可動域が確保されず、少し動かすだけでも筋肉の張り感があり、さらに無理に動かす事で筋線維を損傷しぎっくり腰の様な事にもなりかねません。

腰椎椎間板ヘルニアからくる腰痛に関しても冬場は注意が必要です!ヘルニアでは神経痛がありますが、寒さで硬くなった筋肉は抹消の神経を圧迫し神経痛を悪化させる恐れがあります。さらにヘルニアでは腰椎の可動域が悪く、普段から周囲の筋肉へ負担がかかっており、寒さによる血行不良がダメ押しとなり上記のような筋筋膜性腰痛も並行して発症しかねません。

 

 

要するに血流改善が腰痛予防へ繋がる!!

腰周囲の筋肉が血流状態が良く、本来の柔軟性や機能を発揮できていると腰痛になる事は少なくなるので、この時期に大切なのは身体の血流状態を良い状態で保っておくことです。

 

血流状態の保ち方!

では、具体的に寒いこの季節でも血流状態を良くするにはどうすれば良いか説明していきます。

・自律神経を整える-自律神経の副交感神経は血管を拡張してくれるので血流改善にはとても大切な要素です。現代の生活では交感神経を高めるような要因が多く、PC・スマホ・ストレスなど日頃から使い過ぎ、溜め込み過ぎには注意し、時にはリラックスする時間を確保する事も大切です。

・入浴で疲れを取る-冷え凝り固まった身体を温めて解すには、入浴をする事が大切です。38~40℃くらいのぬるま湯に15~20分浸かる事で、副交感神経を刺激しリラックス作用が働き血行を良くしてくれます。

・鍼灸治療が効果的-鍼灸治療では局所に対して鍼通電をする事で、凝り固まった筋肉を解してくれ、さらに遠隔部位での鍼灸治療では副交感神経を優位にし血流改善にとても効果的です。

 

 

 

寒い季節は腰痛以外にも身体の不調をきたしやすいので、気になる身体の不調はご気軽に相談して下さい!!

2021.07.02 妊活に重要な蛋白質の話

欧米人に比べてアジア人は以前から統計的に妊孕性が劣っています。欧米人が蛋白質を多く摂っている事に起因します。

蛋白質が不足しがちなアジア人は細胞増殖などの代謝が悪くなり、妊孕性が落ちてしまいます。

不妊患者の多くは35歳以上の代謝が生理的に低下している方が多く、特に体外受精などで良い卵が採れない方には、この傾向が強い事が分かっています。

不妊患者の卵の質を良くする最も大切な点は、良質な蛋白を十分摂取する事です。具体的には卵や青魚、お肉、大豆製品をおおく摂る事が必要です。

注意してほしい事は、植物性蛋白にはアミノ酸から蛋白質を合成を開始するときに必要なメチオニンというアミノ酸が少ないため、メチオニンを多く含む動物性蛋白質を一緒に摂るように心がけてください。
*動物性蛋白質ばかりを摂取しないよう注意してください。

メチオニンを多く含む動物性蛋白質
○鶏肉○牛肉○羊肉○マグロ○カツオ

私たちの体は赤血球が120日、皮膚が30日、胃や腸などの粘膜が2~3日で入れ替わっており、平均して100~200億の細胞が入れ替わっていると言われています。

これらの細胞の入れ替えを支えるためには十分な量の蛋白の補充が必要になります。

以下の、オススメの摂取量を参考に植物性と動物性蛋白質をバランス摂取してみてください。

妊活されている方への1日に必要とされるタンパク質のオススメ量は、、、
体重(kg)×1.2~1.3=1日に必要な蛋白質量(g)
*注意:食材の重さではありません。(食材に含まれるタンパク質の含有量です)

2021.04.08 慢性的な疲労を改善!自律神経を整える鍼灸治療!!

徳島県徳島市応神町 鍼灸治療院

はり灸|整体・トレーニングSoraの中原です。

皆さんは日中のだるさや倦怠感、寝ても疲れが取れないなどの症状はありませんか?慢性的な疲労は集中力の低下や、抑うつ感の原因にも成り得るので早めに対処しましょう。

From above of tired fatigued unrecognizable female in casual wear resting head on netbook keyboard near notebook and cup of tea after long working day

【慢性疲労の原因】

慢性疲労の原因は、日常における様々なストレス等により抑制された免疫系や、自律神経、内分泌系(ホルモン)の乱れなどが原因と考えられます。しかしこれらは相互に作用しており、自律神経の乱れは免疫系、内分泌系へ悪影響を及ぼします。どれか単独が原因と考えるより、総合的に身体の恒常性(一定の健康状態に保とうとする性質)を整える事が大切になります。

【鍼灸に出来ること】

鍼灸は投薬などと違い、身体の悪いものを除去するというより、生体本来が持つ恒常性を整える事により自己治癒力を高める事が目的となります。

鍼やお灸の刺激に対して身体は自身を守ろうと、自律神経を介して免疫系や内分泌系を調整する生体防御反応が起きます。さらにストレスにより起こる免疫抑制に対して抑制的に作用する事も分かっています。この身体の生理的な反応を利用して、本来の健康状態に戻す事が慢性的な疲労の改善に大切です。

オーバーユース(同一動作の繰り返し)による筋肉の疲労に対しても、鍼通電により筋緊張を緩和する事ができます。

鍼灸のメリットはこの自己治癒力の向上筋疲労の緩和の2点に対してアプローチできるところにあります。

【日常生活で出来ること】

日常生活を見直し、規則正しい生活を送ることも身体本来の機能を取り戻すためには大切になります。まずは簡単に出来る事から実践してみて下さい。

・適度な運動—–週2~3回、12分早歩き程度の運動量

・ストレス解消——週に1度は自然に触れる

・バランスの摂れた食事——過食は控え腹八分目

・十分な睡眠——入眠30分以内、途中で起きてもすぐ眠れる、7時間以上を目指しましょう。

・腸内環境を整える——発酵食品、食物繊維を積極的に摂り、トランス脂肪酸は控えよう。

【気軽にご相談を】

慢性的な疲労は上記で述べた事項以外も考えられます。何となく疲れが取れないなどでもかまいませんので、気軽にご相談して下さい。

2020.11.26 なぜ肩こりが治らないのか?正しい肩こりの治し方!

【そもそも肩こりとは??】
首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気を伴うことがあります。
肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉がその中心になります。

【原因】
首や背中が緊張するような姿勢での作業、姿勢の良くない人(猫背など)、運動不足、精神的なストレス、なで肩、連続して長時間同じ姿勢をとること、冷房などが身体を冷やしてしまうなどが原因といわれています。

よく肩こりは、3大原因として【筋肉疲労】【血行不良】【末梢神経のダメージ】などと言われています。

ですが、当院では4つ目の原因として【慢性痛の悪循環】を考えています。そして、これこそが最も肩こりが治らない原因だと考えています。

【慢性痛の悪循環】とは何かというと、

1.痛みやコリ(知覚神経の興奮)


2.交感神経の興奮(血管の収縮)、運動神経の緊張(筋肉の緊張)


3.血流障害


4.酸素、栄養不足


5.痛みの原因物質が蓄積する。


1.へ戻り悪循環となる。


この悪循環のスタートでもある知覚神経の興奮は、肩を強い刺激でマッサージしたり、肩こりが気になるからといって触りすぎたりすることで起こります。さらに肩への強い刺激は筋線維を壊すことになり、これを繰り返すと筋線維が硬くなり、慢性の肩こりの原因となってしまいます。

【正しい治し方とは??】
肩こりは上記の悪循環を断ち、肩周辺の血流状態を正常に保ち、肩こりの原因筋へ酸素や栄養を運んでやることで改善されると考えます。


~悪循環の改善~

×気になるからよく触る

    ⇩⇩

○気になる時は肩甲骨を動かして肩周辺の循環を良くしてあげる


×肩こりが酷いので強く揉んでもらう→交感神経興奮、筋緊張強める
     

    ⇩⇩

○鍼灸治療により自律神経を整え、鍼通電により筋を緩める→交感神経抑制、筋緊張緩和






特に慢性の肩こりの人はこの2点に気を付けて改善していきましょう。
その他、肩周囲のトラブルも原因別に、運動指導、食事面の改善、適切な治療のアドバイスをさせて頂きますので気軽にご相談下さい。

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