2020.10.21 体調不良とビタミンB群の関係性!?
徳島県徳島市応神町 鍼灸治療院
はり灸|整体・トレーニングSoraの中原です。
最近、疲れやすかったり、日中の眠気、イライラするなど体の不調はありませんか?以下のチェック項目で確認してみて下さい!
□疲れやすい
□寝ても疲れが取れない
□日中眠くなる
□集中力が続かない
□イライラする
□肩こりが治らない
□口内炎、口角炎によくなる
□風邪を引きやすい
□下肢がしびれる
このような症状はビタミンB群の不足によるものかもしれません。
【ビタミンB群とは?】
ビタミンB群とはビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンB12、葉酸などを指します。
【なぜ不足で不調になるの?】
例えば疲れやすさでいうと、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換する役割があり、不足するとエネルギー産生がうまくいかず、乳酸が溜まりやすくなり、疲れやすさの原因になります。エネルギーの産生不足は末梢の神経にも影響を与え下肢がしびれるなどの症状も出てきます。
イライラや眠気に関してですが、イライラを抑える(神経の興奮を抑制する)作用のあるGABAや、サーカディアンリズム(体内の24時間のリズム)を調整するメラトニンの合成に必要なセロトニンはビタミンB群が合成に必要になります。
【なぜ不足するのか?】
ビタミンB群は水溶性ビタミンといって大量に摂取しても尿中から排出されます。ですから毎日こつこつ食事から取る必要があります。さらにビタミンB群はそれぞれが助け合い効果を発揮するので、どれかが不足すると他のビタミンもうまく効果を発揮できません。ビタミンだけでなくタンパク質なども合成にはビタミンB群が必要で、タンパク質だけを多く摂取してもうまく合成されません。
【どうやって摂取したらいいの?】
~ビタミンB群の多く含まれる食材~
ビタミンB1:豚ひれ、うなぎ、玄米ごはん
ビタミンB2:豚レバー、うなぎ、納豆
ビタミンB6:マグロ、牛レバー、さんま
ナイアシン:鰹、豚レバー、ピーナッツ
パントテン酸:レバー、納豆、鮭
ビオチン:きのこ類、鶏レバー、ピーナッツ
ビタミンB12:牛レバー、あさり
葉酸:鶏レバー、菜の花、枝豆
上記のような食材を日頃からバランスよく食べることを意識しましょう。
自分にはどのビタミンが不足しているか分からないという方は、当院では栄養検査を検査機関と連携して行っていますので、一度検査して自分の栄養状態を把握してみるのも良いと思います。

当院では鍼灸治療をベースに、日頃の食生活、運動面のサポートなどトータルサポートにて患者さんの生活の質の向上を目指しております。 ご相談がありましたら気軽にご連絡下さい。
2020.09.06 未病ケアが大切!鍼灸による定期メンテナンスがオススメ!
鍼灸や、東洋医学というと「どこか不安」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、鍼灸は、世界保健機関(WHO)が鍼灸治療の適応疾患を発表し、世界的に鍼灸の効果が認められています。
当院では今まで、多くの患者様を治療させていただきました。
ですが、以下の図のように、せっかく良くなっても数カ月や1年以上の歳月
が経過すると痛みや不調が再発される方がいます。
図のように、「痛くなったときだけ」通院してこられる方は、再発のリスクも高く、場合によってはさらに悪化させてしまってからお越しになられる方もいます。当院の患者様の3分の1ほどの方が上記の図のような通院方法でお越しになっておられます。
そこで、患者様に治療にお越しいただくオススメの方法についてご説明します。
まず、鍼灸はなぜ効果があるのかについて復習の意味も込めて書かせていただきます。
鍼灸はなぜ効果がある?
鍼灸はなぜ効果があるのでしょうか? いろいろな作用機序が考えられていますが、基本的には、鍼や灸が体の表面に分布する感覚神経を介して、脊髄さらには脳に作用すると思っていいでしょう。
1.鎮痛と鎮静効果
鍼灸によって、感覚神経を刺激すると、脊髄や脳といった中枢神経において、「内因性オピオイド」と呼ばれる鎮痛作用物質の分泌、脊髄レベルでGABAによる鎮痛作用、同時に、視床下部からオキシトシンによる抗ストレス作用による鎮静効果により、鎮痛効果や精神の緊張状態をやわらげ、ストレスを緩和する効果があります。
2.自律神経の調整
鍼灸は、中枢神経や脊髄を介して、自律神経が支配する心臓、胃、腸、膀胱などの調整します。特に日々交感神経優位な生活をしていると腸の動きも抑制されています。鍼灸により自律神経のバランスが調整されると、副交感神経の働きにより睡眠が良くなったり、胃腸の働きも活発になるのです。いわゆる自律神経失調症などにも効果が期待できます。
3.自然治癒力・免疫力を向上させる
鍼灸は、鍼や灸を用いてツボを刺激し、皮膚や筋肉などの組織に微小の傷をつけます。そして、傷を修復するため細胞が活性化することで自然治癒力・免疫力を高める効果があります。問題がある患部や経穴(ツボ)に鍼や灸を用いて、刺激を与え、病気の治癒や予防に役立ちます。人が本来持つ自然治癒力や免疫力を高めて治療から病気やケガの予防まで行います。
以上のように、鍼灸には主に3つの作用があります。
痛いときに鍼灸をすると上記の1の作用により痛みが楽になります。
ただ、鍼灸の最もよい効果は実は上記の2と3になります。
2と3の、自律神経調整作用や自然治癒力の向上により痛みや不調の再発予防の効果が期待できます
ということで当院の治療イメージは以下の図のようになります。
当院のお越しの方の3分の2の方がメンテナンス重視で通院されてこられます。

症状がなくても、定期的に身体のメンテナンスを
身体の調整として、具体的にいえば交感神経と副交感神経のバランスをとることで自律神経を正常に調整する、免疫力を向上させる目的で定期受診していただきます。
現代の流れは、西洋医学や東洋医学を問わずに、治療よりも予防です。症状のあるなしに関わらず、鍼灸で予防をすることも健康長寿につながる一つの方法と当院では考えています。
メンテナンスの時期や来院頻度は人それぞれです
よく質問されるのが来院頻度です。まず、症状がしっかり改善するまでは週1回程度がオススメですが、症状により異なりますので担当施術者からご説明させていただきます。
メンテナンスは、人それぞれですが、一番多いのは月1回~2カ月に1回程度です。通院されていると不調がでてくるタイミングがわかるようになる方も多いので、自分のルーティーンを見つけてみてください。
2020.07.07 新しい機器のご紹介『ラジオ波』を妊活・美容に取り入れました!!
徳島県徳島市応神町 鍼灸治療院
はり灸|整体・トレーニングSora 近藤敏朗です。
今日は、当院に新しく導入した『フィジオラジオスティム』いわゆるラジオ波についてご説明いたします。
『ラジオ波について』
ラジオ波を使用すると深部温熱作用により、体内温度が1℃上昇します。
ラジオ波により細胞温度が上がると、細胞を修復するタンパク質(ヒートショックプロテイン)の産生が活性化され、痛みの改善、冷え症、アンチエイジング等の体質改善効果、基礎代謝が上がるのでダイエット効果、免疫力向上の効果が期待できます。
体内温度を1℃上げることで
【コラーゲン組織の生成促進】
【タンパク質生成促進】
【基礎代謝アップ】︎
【血流増加】
による様々な効果を具体的に書かせて頂きます
■妊活・不妊症
・身体の深部を温めることで子宮や卵巣の血流UP
・妊活の大敵である冷え症の改善
・内臓を温めることで栄養素の吸収をUP
・体質改善、アンチエイジング効果
・自律神経バランス改善、ホルモンバランス改善効果
■ 美容
・加齢によるたるんだコラーゲンの引き締め
・新しいコラーゲンの生成促進
・リフトアップ、ほうれいせん、しみ、くすみ など
・ 紫外線からのダメージを抑制
・ シミの原因のメラニン抑制
■ シェイプアップ
・循環改善
・セルライト、むくみ
■ ケガの回復促進・予防
・肉離れ、捻挫など早期回復
・ケガの予防
~ラジオ波による施術料金について~
妊活治療
①移植前 施術料+2000円(税別)
②採卵前 施術料+2000円(税別)
*ラジオ波を行った場合は、いつもの鍼灸施術料に上記料金を加算させて頂きます。
*ラジオ波の施術は、必要性に応じてこちらからおススメさせて頂きます。
美容エステ
ラジオ波エステ 美容鍼施術料+3000円(税別)
*ラジオ波エステは、いつもの美容鍼施術料に上記料金を加算させて頂きます。
*ラジオ波の施術は、必要性に応じてこちらからおススメさせて頂きます。
2020.06.12 6月のニュースレターを発行しました
6月のニュースレターを発行しましたので掲載いたします。
以下ニュースレターの内容を一部抜粋しました。
初夏を迎え、そろそろ衣替えの季節となってきましたが、気温の変化にお障りなくお過ごしでしょうか。 季節の変わり目は自律神経が乱れ身体の不調や免疫力の低下が起きやすいです。
梅雨の時期で外に出られない時も、お家でSoraのヨガ動画を見て身体を動かし免疫力アップを目指しましょう!!
また、夏場は、エアコンなどで身体を冷やしてしまい
身体がだるい・調子が悪い...でも、病気じゃない!?ということがあります。
東洋医学には「未病」という考え方があります。 これは健康と病気の間の状態を指します。
まだ病気にはなっていないが、今後、病気になる可能性があるという状態です。
この「未病」という状態を治す意味は、これから発症しそうな病気を予防する為と、すでになってしまった病気の悪化と二次疾患の予防を目的としています。
未病に鍼灸
人間の身体を健康に保つ為に、生体内では自律神経が内蔵の働きを調整したり、環境の変化に対応する為、暑かったら汗をかく、寒かったら震える、なども自律神経によって調整されています。
鍼灸にはストレスなどで乱れた自律神経を整える効果や、体内の異物を除去する免疫細胞を活性化する効果が解明されています。
もちろん普段の食生活による免疫力向上、運動習慣によるストレスの軽減、鍼灸によって身体を整えるといった複合的に生活習慣を見直すことがより効果的です。
夏場こそ冷え症に気を付けましょう。
冷え症とは、血液の流れが悪いため毛細血管へ温かい血液が流れず、血管が収縮し、そのために手足などが冷えてしまう状態の事です。

3つ以上当てはまると冷え症の可能性があります。
普段の生活で冷え対策しましょう!
1.おふろにゆっくりつかる
ぬるま湯の半身浴をしてみましょう。
30分以上ゆっくりお湯につかって
リラックス!
2.水分の取りすぎに注意する
水分を摂ったらキチンと排泄することが大事。 十分な運動をせず水分が体内に残ると身体を冷やす原因になります
3.体を温める食材を食べる
温かい飲食物を摂りましょう。
生野菜よりも温野菜、冷たいジュースより白湯にして体の内側から温めましょう。またゴボウ、黒ごま、山芋、生姜などの食材は身体を中から温める効果があります。


2020.05.26 あなたは大丈夫? スマホ症候群!!
私たちの生活に欠かせない道具となったスマホですが画面が小さく、うつむいて操作する為、長時間使用すると身体に様々な悪影響がある事が指摘されています。
以下の質問の当てはまる項目に✔をしてみて下さい。
スマホ症候群チェック表 ✔
1. スマホを1日1時間以上使用する
2. スマホを使用する時はうつむいた姿勢で見る
3 .普段の姿勢は、猫背で、肩が前に出ている
4. 目の疲れ、物が見づらいことがある
5. スマホの画面を見た後に目がぼやける
6. 肩こりがひどく肩関節の動きが悪い
7. 首がこり、後ろに倒すと痛みがある
8. 頭痛持ちである
9. 寝つきが悪く、あんまり寝た気がしない
10. ブルーライトカットの対策をしていない
3つ以上当てはまった方は スマホ症候群の可能性があります。
スマホ症候群は鍼灸で改善!!
鍼の効果
症状に関連するツボに鍼を刺す事で、 以下の効果が得られます。
・筋緊張を和らげる
・痛みを鎮める
・組織や器官の機能改善をする
・血流を調整する
・白血球増加を促し免疫力を向上
チェック表に当てはまってしまった方は鍼灸での改善もご検討してみてください。
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