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2026.08.26 夏の冷えは妊活に影響する?冷えと妊娠の関係・妊活鍼灸について解説

夏の冷えは妊活に影響する?冷えと妊娠の関係・妊活鍼灸について解説

妊活中に「足先が冷たい」「冷房の中にいると身体が冷える」「夏でもお腹や腰まわりが冷える」と感じる方は少なくありません。

冷えだけが妊娠の成否を決めるわけではありませんが、妊活中の冷えをきっかけに、睡眠、疲労、ストレス、活動量、月経周期、不妊治療の状況などを一緒に見直すことには意味があります。

そして、こうした妊活中の身体の状態をサポートする方法のひとつとして研究されているのが鍼灸です。近年は、体外受精(IVF)と鍼灸を併用した研究だけでなく、治療中の不安や痛み、胚に関連する指標などについても研究が進んでいます。

この記事では、「冷えないようにしなければ」と必要以上に心配するのではなく、妊活中にどのように身体を整えていけばよいのか、そして妊活鍼灸をどのように取り入れられるのかを分かりやすく解説します。

この記事でお伝えしたいこと
  • 冷えだけで妊娠しやすさが決まるわけではありません
  • 冷えが気になるときは、睡眠・疲労・活動量なども一緒に確認することが大切です
  • 妊活鍼灸については、妊娠に関する指標や不安・痛みなどさまざまな研究が行われています
  • 鍼灸は不妊治療と対立するものではなく、治療と並行して身体をサポートする選択肢として取り入れられます
  • Soraでは採卵・移植など治療段階も確認しながら施術内容を考えます

冷えと妊娠はどのように考えればいい?

妊活では昔から「身体を冷やさないほうがいい」と言われてきました。そのため、手足が冷たいと「妊娠しにくいのでは?」と心配になる方もいらっしゃいます。

医学的には、手足の冷えや冷房による一時的な冷えだけで、不妊になると考える必要はありません。妊娠には年齢、排卵、卵管、子宮の状態、精子の状態など、多くの要因が関係しています。

一方で、冷えを感じている本人にとって「身体がつらい」という感覚は大切な情報です。

大切なのは「冷えの背景」を見ること

例えば、足先の冷えが気になっている方でも、長時間のデスクワークが続いている場合もあれば、睡眠不足や疲労が重なっている場合、冷房環境の影響を強く受けている場合もあります。

妊活中はさらに、通院、採卵、移植、仕事との両立などによって生活リズムが変化することもあります。

「冷え」を身体を見直すサインとして考える

冷えを「妊娠できない原因」と考えるよりも、「最近よく眠れているか」「疲れが残っていないか」「身体を動かせているか」「治療による負担はどうか」と身体全体のコンディションを確認するきっかけにすると、妊活中の体調管理につながります。

夏に「冷え」を感じるのはなぜ?

徳島でも8月から9月にかけて暑い日が続きます。それでも「夏のほうが足が冷える」「職場にいると身体が冷える」という方は珍しくありません。

夏は屋外と冷房の効いた室内との温度差が大きくなりやすく、さらに薄着、長時間のデスクワーク、暑さによる活動量の低下などが重なることがあります。

冷房の効いた室内で長時間過ごしている

夏は薄着で過ごすことが多いため、そのまま冷房の効いた職場で数時間過ごしていると、足先や肩、腰まわりなどに冷たさを感じることがあります。

冷房そのものを悪者にする必要はありませんが、寒さを我慢し続ける必要もありません。衣服や室温を調整し、快適に過ごせる環境をつくることが基本です。

暑さで身体を動かす時間が減っている

猛暑になると、散歩や外出が減り、気づかないうちに身体活動が少なくなることがあります。

特にデスクワークが長い方は、下半身の筋肉を使う時間が少なくなります。妊活のためだけではなく、肩こり、腰痛、睡眠、疲労などを考えても、無理のない身体活動を確保することは大切です。

睡眠や疲労の状態も影響する

熱帯夜で眠りが浅くなったり、冷房をつけたり消したりして睡眠が乱れたりすると、翌日の疲労感につながります。

妊活中は治療スケジュールによる心身の負担も加わるため、Soraでは冷えだけを見るのではなく、睡眠や疲労なども一緒に確認していきます。

妊活中の冷え対策は「無理なく続ける」が基本

腹巻き、靴下、入浴、温かい飲み物など、冷えを感じたときに身体を心地よく温めることは、日常のセルフケアとして取り入れて構いません。

ただし、妊活だからといって真夏に厚着をしたり、大量に汗をかくほど温めたりする必要はありません。

妊活のセルフケアは「心地よさ」を大切に

温活を義務にするのではなく、「冷房が寒ければ一枚羽織る」「疲れている日はゆっくり入浴する」「身体を動かせそうなら少し歩く」というように、その日の身体に合わせて調整することをおすすめします。

大切なのは、何か一つを徹底することではなく、妊活を続ける身体がなるべく快適に過ごせる環境を整えていくことです。

妊活中の身体づくりを鍼灸でサポートしたい方へ

冷えだけでなく、「最近疲れが抜けない」「睡眠が浅い」「採卵や移植に向けて身体を整えたい」など、妊活中のお悩みは人によって異なります。Soraでは不妊治療の段階と現在の体調を確認しながら、鍼灸を取り入れる方法をご提案しています。

公式LINEで妊活鍼灸について相談する

妊活鍼灸ではどんなことが研究されている?

妊活・不妊治療と鍼灸については、世界各国でさまざまな研究が行われています。

特に研究が多いのが、体外受精(IVF)を受けている女性に鍼灸を併用する方法です。最近では単に「鍼灸をした・しなかった」だけでなく、どのタイミングで行うのか、どの程度の回数を行うのかなども検討されています。

妊娠に関連する指標について研究が続いている

2025年に発表された42試験・7,400人を含むシステマティックレビューでは、IVFに鍼灸を併用した場合、臨床妊娠率など一部の妊娠関連指標で良好な結果が報告されました。

また2024年のメタ解析では、鍼灸を行う時期や回数によって結果が異なる可能性が示されており、「いつ、どの程度行うか」という点も現在研究されているテーマです。

さらに2026年には、IVFにおける卵子・胚に関連する指標を検討したシステマティックレビューも発表され、一部の評価項目で鍼灸を併用した群に良好な結果が報告されています。

妊活鍼灸は、現在も研究が進んでいる分野です

妊娠率や出生率への影響については研究によって結果が一致していない部分もあり、すべての方に結果を保証できるものではありません。一方で、「研究されていない」のではなく、妊娠関連の指標、卵子・胚に関する指標、治療中の不安や痛みなど、複数の方向から研究が積み重ねられています。

妊活中の「不安」へのサポートも研究されている

妊活、特に体外受精では、採卵、受精結果、胚の成長、移植、判定日など、その都度さまざまな緊張や不安を感じることがあります。

IVFを受ける方を対象にしたシステマティックレビューでは、鍼灸を受けたグループで治療に伴う不安が軽減した可能性が報告されています。

「妊娠するためにはストレスをなくさなければ」と考える必要はありませんが、治療を続ける中で少しでも身体が楽になる時間をつくることも、妊活鍼灸を取り入れる理由のひとつと考えています。

妊活中に鍼灸を取り入れるメリットをどう考える?

Soraでは、妊活鍼灸を「鍼をすれば妊娠できる」という施術とは考えていません。

一方で、妊活中だからこそ、身体の状態を定期的に確認しながら鍼灸を受けることにはメリットがあると考えています。

採卵・移植までの期間に身体の状態を確認できる

不妊治療では、採卵や移植そのものだけでなく、その間の数週間・数か月をどのように過ごすかも大切です。

睡眠不足が続いていないか、疲れが蓄積していないか、肩や腰がつらくなっていないか、身体を動かせているかなどを確認しながら施術を続けられることは、妊活鍼灸の特徴のひとつです。

治療スケジュールに合わせて施術を調整できる

自然周期、タイミング法、人工授精、採卵周期、移植周期では、身体の状態や通院スケジュールが異なります。

そのため、毎回同じ施術をするのではなく、「今はどの治療段階なのか」を確認しながら施術内容を調整することが大切です。

妊活以外の不調も同時に相談できる

妊活をしている方でも、身体の悩みが「妊活だけ」とは限りません。

肩こり、首こり、腰痛、頭痛、睡眠の悩み、疲労、月経に伴う不調などがあれば、それらも含めて施術内容を考えます。

妊娠という結果だけではなく「妊活を続ける期間」をサポート

不妊治療は数回の通院で終わるとは限りません。だからこそSoraでは、結果だけを見るのではなく、採卵や移植に向かう過程で身体にどのような負担がかかっているかを確認し、その時々に必要な鍼灸・セルフケアを提案することを大切にしています。

妊活中の冷えに対するSoraの施術方針

妊活中に「冷えが気になる」とご相談いただいた場合も、Soraでは冷えている部分だけにお灸をして終わるわけではありません。

何を確認するか、その情報から何を考えるか、そして現在の治療段階に合わせてどのような施術を行うかを大切にしています。

① 冷えをいつ・どこに感じるか確認する

足先が冷たいのか、手足なのか、お腹や腰まわりなのか。朝から冷えるのか、職場で冷房に当たってからなのかによっても状況は異なります。

季節、仕事内容、座っている時間、運動習慣なども確認し、日常生活との関係を整理していきます。

② 月経・睡眠・疲労なども確認する

妊活中の身体を考えるうえでは、冷えだけでは情報が足りません。

月経周期や月経に伴う症状、睡眠、疲労、ストレス、胃腸の状態など、現在気になっていることを必要に応じて確認します。

③ 不妊治療の現在地を確認する

タイミング法なのか、人工授精なのか、採卵周期なのか、移植を予定しているのかによって状況は違います。

採卵・移植の予定、通院状況、服薬状況などを必要に応じて確認し、病院・クリニックで行われている不妊治療を優先しながら鍼灸を組み合わせます。

④ 鍼とお灸を身体の状態に合わせて使う

鍼灸では、毎回決まったツボだけを使うのではなく、その日の身体の状態を確認しながら施術部位や刺激量を調整します。

冷えが気になる場合にも、冷えている場所だけではなく、肩や腰など筋緊張が強い部分、睡眠や疲労など現在困っている症状も含めて施術方針を考えます。

⑤ 理学療法士×鍼灸師の視点で身体の動きも見る

冷えが気になる方の中には、仕事で一日中座っている、運動する時間がほとんどない、肩や腰が常に緊張しているという方もいます。

Soraでは鍼灸師として施術するだけでなく、理学療法士としての視点から、必要に応じて姿勢、関節の動き、筋肉の状態、日常生活での活動量なども確認します。

そして、鍼灸とともに、その方に必要であれば簡単な運動や日常生活でできる工夫をお伝えします。

Soraの妊活鍼灸で大切にしていること

「冷えをなくすこと」だけを目的にするのではなく、不妊治療の段階と現在の身体の状態を確認しながら、妊活を続ける身体をサポートしていきます。採卵前、採卵後、移植に向かう時期など、その時々の状況に合わせて施術を考えます。

夏の妊活で取り入れたいセルフケア

妊活中だから特別なことをたくさん行う必要はありません。続けやすく、身体が心地よいと感じることから取り入れてみてください。

冷房が寒いときは衣服で調整する

暑い時期に冷房を我慢する必要はありません。職場など自分で室温を変えられない場所では、薄手のカーディガンや靴下などで調整しましょう。

長時間座り続けない

デスクワークでは、可能であれば1時間に一度程度立ち上がったり、少し歩いたり、足首を動かしたりしてみましょう。

身体を大きく動かさなくても、「同じ姿勢を長時間続けない」ことから始められます。

睡眠を確保する

妊活中はつい食事やサプリメントなどに意識が向きますが、睡眠も日々の体調に大きく関係します。

冷房を適切に使い、暑さで睡眠が妨げられない環境をつくることも夏の大切なセルフケアです。

入浴をリラックスする時間として使う

入浴で身体が心地よく温まり、気持ちも落ち着くのであれば、無理のない範囲で取り入れてください。

「妊娠するために温めなければ」と頑張るのではなく、一日の疲れをリセットする時間として使うのがおすすめです。

治療中の運動は状況に合わせる

ウォーキングなど軽い身体活動を取り入れられる方もいますが、採卵前など卵巣が腫大している時期は運動について医療機関から指示される場合があります。

その場合は、不妊治療を担当している医師の指示を優先してください。

まとめ

「夏なのに身体が冷える」「妊活中だから冷えが心配」という方は少なくありません。

冷えだけで妊娠のしやすさが決まるわけではありませんが、冷えを感じることをきっかけに、睡眠、疲労、活動量、身体の緊張、月経の状態、不妊治療の段階などを確認することは、妊活中の身体を考えるうえで大切です。

妊活鍼灸については、IVFとの併用、妊娠に関連する指標、卵子・胚に関連する評価、不妊治療中の不安など、さまざまな研究が行われています。研究結果にはまだ検討が必要な部分がありますが、妊活・不妊治療領域で鍼灸が継続して研究されていることも事実です。

Soraでは「妊娠率だけ」を目的に鍼灸を行うのではなく、採卵や移植に向かう身体をどのようにサポートできるか、妊活中に抱えている不調をどう軽減していくかを考えます。

「採卵に向けて鍼灸を始めたい」「移植に向けて身体を整えたい」「妊活中の冷えや疲れが気になる」という段階からご相談いただいて構いません。

徳島で妊活鍼灸をお探しの方へ

はり灸Soraでは、現在の不妊治療の段階、採卵・移植の予定、月経の状態、睡眠、疲労、冷えなどを確認しながら、その時期に合わせた妊活鍼灸をご提案しています。

「自分の場合はいつから鍼灸を始めればいい?」「今の治療と一緒に受けてもいい?」というご相談も公式LINEからお問い合わせいただけます。

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参考文献・参考情報
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