2026.01.08 妊活の体質改善に鍼ができること
「タイミングも合っているはずなのに妊娠しない」「検査では異常がないと言われた」。
このような悩みを抱えながら妊活を続けている方は少なくありません。年齢やホルモン値だけでは説明できないケースも多く、近年注目されているのが体質改善という視点です。
妊活における体質改善とは、妊娠に必要な「子宮・卵巣の環境」「ホルモンバランス」「血流」「自律神経」を総合的に整えていくことを指します。その方法の一つとして、妊活に鍼(鍼灸)を取り入れる方が増えています。
妊活がうまくいかない原因は「体質」にあることも
妊活が長引く原因は、必ずしも明確な病名がつくものばかりではありません。
例えば以下のような状態は、検査では見逃されやすいものの、妊娠のしやすさに影響を与えることがあります。
- 手足や下腹部の冷え
- 慢性的な血流不足
- 強いストレスや睡眠の質の低下
- 自律神経の乱れ
- ホルモン分泌のアンバランス
これらは一つひとつが軽度であっても、重なることで卵子の質や子宮内膜の状態、着床環境に影響を及ぼします。
「何をしても妊娠しない」と感じている方ほど、こうした体質面の見直しが重要になるのです。
妊活の体質改善に鍼が選ばれる理由
妊活において鍼灸が注目されている理由の一つが、身体全体を調整できる点にあります。薬や注射のように特定の数値を直接変えるものではありませんが、妊娠に必要な土台づくりをサポートします。
血流を改善し、子宮・卵巣の環境を整える
鍼刺激は筋肉や血管に働きかけ、全身の血流を促します。特に妊活では、骨盤内の血流が重要です。
子宮や卵巣に十分な血液が巡ることで、卵子の成長環境や子宮内膜の状態が整いやすくなると考えられています。
自律神経を整え、ホルモン分泌をサポート
妊活中は「結果を出さなければ」というプレッシャーから、交感神経が優位になりがちです。
鍼灸は自律神経のバランスを整える作用があり、リラックスしやすい身体づくりを助けます。結果として、ホルモン分泌が安定しやすい状態へ導くことが期待されます。
不妊治療と併用しやすい体質改善法
妊活の鍼は、体外受精や人工授精などの不妊治療と併用できる点も大きな特徴です。
身体に大きな負担をかけにくく、治療スケジュールに合わせて取り入れやすいことから、病院での治療を続けながら体質改善を目指す方に選ばれています。
卵子の質改善を目指す妊活鍼の通院目安
妊活の体質改善、とくに卵子の質改善を目的とする場合、1回や2回の施術で大きな変化を期待するのは現実的ではありません。卵子は排卵直前に急に作られるものではなく、数か月かけて成長していくためです。
そのため、妊活鍼では
週1回のペースで、3か月程度の継続を一つの目安としています。
この期間、血流や自律神経の状態を整えながら、卵巣や子宮が本来の働きを発揮しやすい環境をつくっていきます。
体質改善は「じわじわ効いてくる」ものです。焦って結果を求めすぎず、身体の変化を積み重ねていくことが、妊娠への近道になる場合も少なくありません。
体外受精(IVF)における鍼灸・サンビーマーの考え方
体外受精を行っている方、これから検討している方にとっても、鍼灸は身体づくりの一環として取り入れやすいケアです。当院では、治療のステージに応じたサポートを重視しています。
採卵前は鍼灸+サンビーマーを優先
採卵前は、卵子の成熟をサポートする時期です。この段階では、鍼灸による全身調整に加え、身体を深部から温めるサンビーマーを活用します。

とくに採卵前はスケジュールがタイトになりがちですが、
「来られる日には、なるべく身体を整える」
という考え方で施術を行っています。血流を促し、冷えを軽減することで、卵巣の働きをサポートすることが目的です。
胚移植期は周期に合わせた施術を行う
胚移植の時期は、ホルモン補充周期か自然周期かによって身体の状態が異なります。そのため、施術内容も一律ではありません。
-
ホルモン補充周期の場合:
薬による影響を考慮し、自律神経や血流の調整を重視 -
自然周期の場合:
排卵や黄体機能をサポートし、身体本来のリズムを整える施術
いずれの場合も、着床しやすい環境を目指して、心身の緊張を和らげることを大切にしています。
当院の妊活サポートが選ばれる理由
妊活は、身体だけでなく心の負担も大きいものです。当院では、安心して相談できる体制づくりを重視しています。
- 日本不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラーが在籍
- 鍼灸師・理学療法士の国家資格保持者が施術を担当
- 不妊治療専門病院での勤務経験を活かした妊活サポート

不妊治療の流れや医療現場を理解したうえで、鍼灸による体質改善を提案できることが強みです。病院での治療と並行しながら、無理のない形で妊活を続けていただけます。
まとめ
「何をしても妊娠しない」と感じているときこそ、体質改善という視点がヒントになることがあります。
妊活に鍼を取り入れることで、血流や自律神経を整え、妊娠しやすい身体づくりを目指すことが可能です。
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