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2022.12.03 更年期障害を理解し改善する為に

徳島県板野郡北島町 鍼灸治療院
はり灸|整体・トレーニングSoraの中原です。
今回は更年期障害についてはり灸治療でアプローチできる事や対策についてご説明させて頂きます。Free photos of Desperate

~更年期障害とは~

更年期障害とは、女性の閉経前後5年くらいの更年期と言われる時期に起こる様々な不調に対して使われる言葉です。更年期は、卵巣機能の低下などの影響で女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減り身体に様々な変化が起こる「身体の転換期」でもあります。この時期に起こる加齢での身体的変化や、会社や家庭での環境の変化、その人のもともとの性格など、複雑な要因により起こるのが更年期障害と言われています。

~更年期障害の症状~

左側を見ている人の目

更年期障害には様々な症状があり以下の様な症状を訴える事が多いです。
上半身のほてりやのぼせ感があり、汗が止まらないなどの症状がでる更年期障害の代表的な症状であるホットフラッシュ。
めまい、動悸、胸苦しさ、冷え、倦怠感など自律神経様症状。
肩こり、頭痛、腰痛など身体的症状。
イライラ、不安感、意欲の低下などの精神的症状。
エストロゲン低下により起こるとされる手指の不調。

~エストロゲンってなに?~

上記でもエストロゲンの低下により更年期障害の諸症状は起こると説明していきましたが、エストロゲンとはそもそもどのようなものでしょう。
エストロゲンは女性ホルモンと言われ、成長と共に分泌量が増え20代をピークに性成熟期を迎えます。その後閉経を機に急激にホルモンの分泌が減少していきます。
エストロゲンは生殖器官の発育、維持をする働きや、女性らしい体形作り、妊娠に向けては子宮内膜を厚くするホルモンです。エストロゲンはこの他に炎症を抑える作用があり、手指関節や脳血管の炎症を抑制しています。更年期になり手指の腫れや痛みが出やすいのはエストロゲンの抗炎症作用が低下する為と考えられます。手指の腫れや痛みは放置すると手のこわばりや、変形を起こしてしますので早急に対処することが大切です。ちなみに出産後もエストロゲンが一時的に減少するので、子育てと相まって腱鞘炎を起こしやすくなっています。更年期に物忘れが増えるのも脳の炎症が原因とも言われています。

~更年期障害とはり灸治療~

はり灸治療が更年期障害に対してどのように効果を発揮できるのかを実際の1症例と共にご説明させて頂きます。
53歳女性 仙骨周囲の痛みと気分が落ち込みやすい事で来院。
治療内容:2週間に一度のペースで来院され、うつ伏せで仙骨周囲と首肩へのはり治療後、仰向けで頭部へのはり治療と温灸器にて耳周囲への温熱治療を行いました。治療後は仙骨周囲の痛みは軽減し、気分の落ち込みやすさについても回数ごとに感情をコントロールできるようになってまいりました。
治療解説:この患者さんの訴えは仙骨周囲の痛みが強く、それがずっと解消しない事で不安感が強くなり情緒が不安定になってしまい、時には動悸なども起きることや年齢の面から更年期障害ではないかと悩んでおられました。仙骨周囲の痛みに関しては病院にて仙腸関節の狭小化(関節の隙間が狭くなる事)によるものと診断されており、局所の血流改善と仙腸関節のストレッチなどにより痛みは改善されました。気分の落ち込みやすさについても、痛みが改善されることにより多少の改善はみられましたが、それに加えて頭部へのはりと耳周囲への温熱治療を行う事で脳血流を改善し、自律神経を整える事でさらに気分の不安定さが改善されました。
補足:更年期障害の主な原因と言われるエストロゲンの低下に関しては、はり灸治療でホルモン値を増やす事は不可能ですが、エストロゲンを産生する卵巣に対して血流改善を行い卵巣機能を改善してあげる事は可能です。さらに更年期障害はエストロゲンの要因以外にも複合的な要因により起こると考えられ、その部分に関してはり灸治療が有効な場面も多くあり、症状の改善の手助けをする事が出来ます。

~最後に~

更年期障害は少しのぼせやすいくらいの症状から汗が止まらない、イライラして情緒が不安定になるなど人によって程度も異なります。症状の重い人にとっては、病院にてホルモン補充やその他の治療で軽減するケースも多く耳にします。症状が気になる人はまず病院で相談し、自身の状態を把握する事も大切です。
もちろんはり灸治療にて改善できること、症状についての相談も気軽にご連絡お待ちしております。
 

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