徳島 鍼灸・不妊・美容の専門治療院|はり灸・整体・トレーニング Sora

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2024.01.17 はり灸で頭痛は緩和できる!慢性的な痛みでお悩みの方へ

徳島県板野郡北島町 鍼灸治療院

はり灸|整体・トレーニングSoraの中原です。

仕事が忙しいとき、天気が悪いとき、慢性的にと、頭痛に悩まれている方は多くいると思います。

どんな人が頭痛になりやすいのか、どうすれば頭痛が緩和するのか、はり灸は頭痛に有効なのかなど解説させて頂きます。

 


目次

  1. 頭痛の種類
  2. 頭痛になりやすい人の特徴
  3. 頭痛を緩和するには?
  4. こんな頭痛は要注意!!
  5. まとめ


◆頭痛の種類

頭痛といってもその症状に応じて、いくつかの種類があります。

今回は慢性的に頭痛を感じている方の内、多くを占める「片頭痛」と「緊張型頭痛」について取り上げさせていただきます。

■片頭痛

片頭痛は片側性の頭痛が長時間継続し、その多くが脈打つようなドクドクした拍動を感じることが特徴です。

痛みはゆれや振動などで悪化し、光や音に過敏に反応するようになり、症状が強い場合は吐くこともあります。

頭の横から後ろにかけてや首、肩、顎周辺の筋肉が硬くなったり、圧痛を感じることが多く、それが原因で神経の乱れを起こしてしまいます。

この神経の乱れにより、あらゆる刺激に対して脳(神経)が過剰に反応してしまうことで頭痛につながると考えられます。

 

■緊張型頭痛

緊張型頭痛は両側性の頭痛が30分程度から長時間持続し、締めつけられるような圧迫感を感じるのが特徴です。筋緊張が強く、慢性的な肩こり、首こりを感じている人が多いです。

この頭痛では 頭や首肩の筋緊張が強く血流が悪い状態になっています。

この様な状態になると、いつも痛みを抑制する脳の働きが低下し、発痛物質である「プロスタグランジン」などが分泌され頭痛の原因になります。

 



◆頭痛になりやすい人の特徴

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片頭痛や緊張型頭痛にはそれぞれの特徴や頭痛を誘発してしまう物があるので、チェックして対策していきましょう。

■片頭痛の場合

20代から40代の女性で生理前から生理中にかけて痛みが発症するケースが多く、女性ホルモンの変動により影響を受けると考えられます。

男性でもストレスなどが引き金で発症することがあります。

さらにタバコやアルコールの習慣、ポリフェノールを多くふくむ食事などは血管の収縮・拡張を起こすので、頭痛を促す可能性があります。

 

■緊張型頭痛の場合

デスクワークなど長時間おなじ姿勢が続く仕事や、精神的に緊張感の続く仕事により、筋肉の緊張が強くなることで発症します。集中力が高く、息抜きが苦手な人は注意しましょう。

 



◆頭痛を緩和するには?

■はり灸治療で緩和

・片頭痛の場合は過剰に興奮してしまった神経を抑制し、正常な反応へ導いてあげることが大切になります。

はり灸治療では頭部への治療をメインとし副交感神経(リラックス状態)を優位にすることが得意なので、過剰な神経の反応を抑制することが期待できます。

 

・緊張型頭痛の場合は過度に緊張した筋肉による血流阻害が原因となっているので、筋緊張の緩和が主な改善策となります。

はり灸治療では頭部~首肩周りの過度に緊張した筋肉への局所治療や、全身の循環改善を目的とした遠隔治療により、血流状態を改善して頭痛の緩和をしていきます。

■生活習慣で緩和

慢性的に頭痛がある人は、日常生活で頭痛を発症させる出来事をできるだけ避けるようにしましょう。

食事面ではポリフェノールを含んだ物やチョコ、柑橘類は頭痛のきっかけとなるので取りすぎには注意しましょう。

神経が高ぶっている時は刺激となることを避けたいので、カラオケなどの大きな音のする環境や、喫煙スペースなどの臭い刺激の強い環境、さらにエレベーターなどの急激な気圧の変化が生じる環境も控えましょう。

普段の生活でストレスを溜め込みやすい人は適度な運動や、自然に触れストレスを溜め込まないことも頭痛改善のコツですので、できることからやってみましょう!!

 



◆こんな頭痛は要注意!!

黒と黄色のポイズンサイン

頭痛の中には命に関わる要注意な頭痛(危険な疾患の二次的な頭痛)があるので、当てはまる方はまず病院を受診して下さい!!

■くも膜下出血

脳にできてしまった動脈瘤という血管のふくらみが破裂して、くも膜下というところに血が溜まってしまうことで発症する危険な疾患です。

頭痛の特徴としては後頭部をバットで殴られたような激しい痛みが襲い、その後吐き気やめまいを伴います。

■脳出血

脳の血管が破れることで、急な頭痛や麻痺、呂律が回らないなどの症状が出るので、急にしゃべりにくくなったなどで発症に気がつく方も少なくありません。

■脳腫瘍

脳にできた腫瘍が大きくなるにつれ症状がでてきます。発症の部位によって、頭痛、吐き気、手足の麻痺や言語障害、ふらつきなどの症状がでます。

 


◆まとめ

今回の記事では頭痛の中でも多くを占める、片頭痛や緊張型頭痛について紹介させていただきました。

それぞれの特徴を理解して、少しでも頭痛の頻度、程度の軽減になれば幸いです。

はり灸治療ではこの他にも「群発頭痛」「後頭神経痛」「三叉神経痛」といった強い痛みや、鋭い痛みに関してもアプローチできますので、気になる方は一度ご相談ください!!


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