徳島 鍼灸・不妊・美容の専門治療院|はり灸・整体・トレーニング Sora

お知らせNEWS

2019.10.23 不妊治療でよく使われる薬の種類

今回は不妊治療で取り扱う薬について1つずつお話ししたいと思います。

不妊治療では、多くの飲み薬、貼り薬、膣錠などを使用します。
からだを妊娠しやすい状態に持っていくための薬はたくさんあります。
ただ、薬と聞いて副作用や不安に感じる方も多いかと思いますので、
薬の目的を理解して、納得して治療を受けるようにしましょう。

不妊治療のゴールは、妊娠・出産です。そのためには、排卵から着床までがスムーズに進むようにお薬を使用することが多いです。

排卵がうまくいくように使う薬、子宮内膜の状態がよくなるように使う薬、体外受精のときに排卵をコントロールする薬など、たくさんの種類の薬があります。

不妊治療には大きく分けて、6つの薬を使用していきます。

1.排卵誘発剤
無排卵や、排卵がうまくいかないなどの排卵障害には、排卵誘発剤を使います。飲み薬と注射剤があります。最初は作用が穏やかな飲み薬を使い、効果があらわれない場合に強い作用効果のある注射剤を使います。また、人工授精や体外受精などを行う際にも使われます。これは、一度にたくさんの卵胞を育てて妊娠率を上げるためです。
飲み薬:クロミッド、セキソビット、フェマーラ
卵巣を刺激する注射剤:フォリスチム、ゴナールF、HMGフジ、HMGフェリングなど

2.子宮内膜を着床しやすくする卵胞ホルモン剤
卵胞ホルモン(エストロゲン)によって、子宮内膜は受精卵が着床しやすい状態になります。
卵胞ホルモンの分泌が不足している場合、補充のために使うのが、卵胞ホルモン剤です。
飲み薬のほか、貼り薬もあります。
飲み薬:プレマリン、ジュリナ
貼り薬:エストラーナテープ
塗布薬:ル・エストロジェル

3.妊娠継続に必要な黄体ホルモン剤
黄体ホルモン(プロゲステロン)は、受精卵の着床や妊娠の継続に欠かせないホルモンです。
この黄体ホルモンの分泌が十分でない場合、補充のためにつかうのが、黄体ホルモン剤です。
飲み薬のほか、注射剤や膣坐薬があります。
飲み薬:ルトラール、デュファストン
注射剤:プロゲホルモン、プロゲステンデポ−S
膣坐薬:プロゲステロン膣坐薬(日本では4種類取り扱いあり:ルティナス、ウトロゲスタン、ワンクリノン、ルテウム)

4.卵巣を休ませる卵胞・黄体ホルモン配合剤
低用量ピルが登場する以前は、避妊薬として使われていた薬です。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンを補充する薬で、この薬を使うことで無排卵状態をつくります。
卵巣に負担をかけていたことで、卵巣を休ませてあげるのも治療法のひとつで行います。
結果として卵巣を一時的に休ませることで、薬をやめたときにいい状態の卵胞ができる可能性を高めます。
飲み薬: プラノバール、ソフィアA配合錠、ルラジオン

5.排卵をコントロールするGnRH
GnRH剤は、LH(黄体ホルモン)を抑えて排卵が起こらないようにして、体外受精などで排卵をコントロールしたいときに使われます。
点鼻薬と注射剤があり、状況によって使い分けます。
点鼻剤:ナサニール、スプレキュア、ブセレキュア
注射剤:リュープリン、セトロタイド

6.流産の予防をする副腎皮質ホルモン剤
せっかく妊娠しても流産を繰り返す不育症の人の流産防止に使われます。抗核抗体などの抗体を抑える働きもあります。
多嚢胞性卵巣症候群で男性ホルモンがやや高い場合に男性ホルモンを抑制するためにも使用されます。
飲み薬:プレドニン

以上に記載したお薬以外にも多くの種類があります。
お薬を処方された場合は、必ず効能だけでなく副作用についても主治医の先生に確認するようにしてください。

はり灸/整体・トレーニングSora 近藤敏朗

2019.09.23 更年期障害の鍼灸治療

当院では、不妊治療はじめ多くの婦人科疾患でお悩みの方がご来院いただいております。
最近、季節の変わり目で多くなってきているのが更年期障害の症状でお越しになられる方です。

今日は、更年期症状に対して鍼灸治療ではどのようなことができるのかをご紹介いたします。

日本人の女性が閉経を迎える年齢は、50~51歳といわれており、一般的には閉経をはさんだ、45歳~55歳の約10年間を「更年期」と呼びます。
※ただし閉経年齢には個人差があるので、40代前半からはじまる人もいます。

更年期障害は、閉経にともない卵巣の働きが衰え、女性ホルモンである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌が急激に減少することで起こります。

更年期は、女性ホルモン(エストロゲン)が大きく上下動しながら低下していくことですが、その上に加齢などの身体的因子、成育歴や性格などの心理的因子、職場や家庭における人間関係などの社会的因子が複合的に関与することで更年期障害が発症すると考えられています。

【それでは、更年期障害の主な症状についてご説明します。】
主な症状は以下のとおりです。

血管運動神経系:ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、冷え性、息切れ、動悸
精神神経系:頭痛、めまい、不眠、耳鳴り、イライラ、不安・恐怖、もの忘れ、疲労感、うつ
運動器:肩こり、腰痛、関節痛、骨粗鬆症
消化器:吐き気、嘔吐、食欲不振、偏食、過敏性腸症候群、胃、十二指腸潰瘍
皮膚・粘膜:多汗、冷や汗、口の渇き、唾液分泌が増、皮膚のかゆみ、脱毛、白髪、円形脱毛症
泌尿器:頻尿、残尿感、失禁
婦人科:月経異常、閉経、おりもの、外陰部のかゆみ、性生活の障害
その他:肥満、高血圧、動脈硬化、糖尿病、老眼、白内障

鍼灸治療は、肩凝りや腰痛、神経痛などの痛みに対してだけではなく、多くの症状や病気に効果があるといわれています。

当院では、女性に優しい鍼灸治療として、不妊治療や婦人科疾患、美容を目的とした様々な女性特有の悩みに対する施術を専門的に行っています。

更年期障害の主な症状は女性ホルモンのアンバランスから生じていると上記で述べているとおりですので、鍼灸治療で自律神経の機能を調整して症状の改善が期待できます。また、当然ですが、頭痛や肩こり、腰痛などに対しても効果がありますので、症状の軽減に役立つことができます。

更年期障害といえば、患者さまにより症状も異なってきますので体質や悩みなどを詳しくお伺いしながらお一人お一人にあった治療を行っていく必要があります。

お悩みの方は、当院にご相談いただき鍼灸治療で一緒に更年期を乗り切りましょう!!

2019.09.10 テレビ番組でAGE(最終糖化産物)について紹介されました

先日、9月5日放送の「主治医が見つかる診療所!体のコゲとサビを防いで若返るぞスペシャル!」で、当院でも治療やダイエット、栄養指導の指標としても使用している「AGE(最終糖化産物)」について紹介されました。

老化の大きな原因とされる体の「コゲ」と「サビ」。体のコゲとは「糖化」、サビとは「酸化」のこと。それらが体内にたまってくると見た目の老化だけでなく、心筋梗塞や脳卒中、認知症などのリスクも高まるといわれています。

番組では、体をコゲさせない・サビさせない予防改善法が紹介されました。

当院では、SHARP製のAGEセンサを使用して、治療やダイエット、栄養指導に活用しています。

AGEは、老化物質とも言われていて体内に溜まり老化を進行させてしまうといわれていますが、適度な運動やバランスのいい食事、AGEをケアする食品などで減らすことも可能です。

当院のテーマである健康と美容には欠かせない検査となります。
測定は、30秒程度で行えますのでご希望の方はご予約時にお申し付けください。
AGE 測定+カウンセリングは1000円(税別)で行っております。

2019.09.09 消費税増税に関するお知らせ

【消費税増税に関するお知らせ】

いつも当院を
ご利用いただきまして、
誠にありがとうございます。

令和元年10月1日から
実施されます消費税増税(10%)に伴いまして、当院のメニュー・商品の金額も変更させて頂くこととなります。

9月30日までは消費税8%
10月1日からは消費税10%となります。
*タンポポ茶やサプリメントは今まで通り8%となります。

・あと数回で回数券がなくなる方
・スキンケア商品が少なくなってきた方

などは今月までのご購入がお得となるかと思いますので、ご検討よろしくお願いいたします。
また在庫の関係もありますのでご注文はお早めにお願いいたします。

今後も
より一層ご満足いただける施術、トレーニングを行ってまいりますので、
何卒ご理解賜りますよう
お願い申し上げます。

はり灸/整体・トレーニングSora 近藤敏朗

2019.07.18 パーキンソン病に対するYNSA

パーキンソン病の患者は、人口10万人あたり100~120人の患者さんがおられるといわれています。発症年齢は50~60歳代で日本では男性よりも女性のほうが多いとされています。家族性(遺伝性)は5-10%で、大半は非遺伝性です。

パーキンソン病の主な症状
パーキンソン病の4大症状として「振戦(ふるえる)」「固縮(かたい)」「寡動・無動(おそい)」「姿勢反射障害(ころびやすい)」があげられます。これらは運動障害にあたります。手のふるえは歩行時には強くなります。

パーキンソン病の原因
パーキンソン病は神経変性疾患に分類されます。
、中脳黒質の神経細胞が少しずつ減少し、その機能が失われてくると考えられています。それにより黒質とつながっている線条体のドパミンが欠乏し、症状が現れます。

パーキンソン病の治療としては、現在薬物療法やリハビリテーションが中心となりますが、根本的な治療法は未だ見つかってはいません。

そこで、当院がオススメしたいのが、YNSA(山元式新頭鍼療法)です。


*当院がテレビで紹介されたときの写真です。

YNSAの良いところは、お薬のような副作用はないので身体の状態さえ落ち着いていれば、治療を行うことが可能です。
もちろん根本的に脳の破壊された細胞を復活させることはできませんが、YNSAの得意なところは、頭に鍼を行うことで脳血流量を増加させて、ドーパミン不足で働きが悪くなった脳を活性化することができます。

そうすることで、パーキンソン病の4大症状の改善がみられます。

YNSAの良いところは、個人差はありますが、1本鍼を打っていくごとに身体に変化がみられるところです。
ですので、当院で経験した患者様の声をあげてみますと、「振戦が止まった」、「身体が柔らかくなった」、「動き始めがスムーズになった」、「転びにくくなった」などの嬉しい反応を頂いております。

当院では、3名の理学療法士も在籍しているため、リハビリテーションとも合わせてYNSAを実施しています。

パーキンソン病でお悩みの方には、一度YNSAを受けていただくことをオススメいたします。

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